COMPASS坂出 目指すのは・・・(2)

月曜日のCOMPASSです。
COMPASS坂出のお友達が通い始めてから10ヶ月目を迎えました。
お友達は発語がなく、日常生活動作では排泄も自立できておらず、着座できず、集団活動も上手に参加できず、切り替えられず、先生の指示も通りませんでした。

発語、そしてコミュニケーションが取れて仲良く活動できるようにと、お友達とは来所のたびに絵カード、口舌の体操、絵本、チップ落とし、パズル、シール貼り、線のなぞり書きなどに取り組んでいきました。
しかし当初は着座すらも嫌がり、座れてもすぐに離席を繰り返していたお友達でした。

来所のたびに何度も、何度でも飽きるほどに繰り返される着座の促し、来所時の挨拶から荷物の片付け、できなくてもトイレへ行くこと・・・先生と向き合って口の開け方を見て真似て音を出そうとする動作・・・。
やがて利用開始から半年過ぎた頃には着座して活動に取り組めるようになり、活動中に離席することもなくなってきたそうです。

継続して取り組んできた口舌の訓練、カードを用いた発語の練習は、日を追うごとに少しずつ成果を見せ始めます。
まだ不明瞭さはありますが、喃語やお友達にとって身近な「ママ」などの言葉は発声できるようになりました。
そればかりでなく、以前は指示の意味理解が難しく通らなかった先生の指示も、しっかり聞いて、理解して、行動できるようになってきました。

保護者様は、喃語が出始めてきたことで、引き続きお友達に合った支援を続けてほしいと願っておられます。
特に先生から見ても「ママ」という発語は、かなりはっきり言えていたと聞き、喜んでおられます。
家でもCOMPASSに通う前よりスムーズに指示が通るようになってきて、かなり落ち着いて過ごす様子も見られ始めているとおっしゃっていただきました。

それまで全くできていなかった日常生活動作が、COMPASSでもまず先生と一緒に片付けを始め、お手伝いが必要だったさまざまな動作も声をかけると、ひとりでできるようになってきているのだそうです。
お友達は今年少さんですが、あっという間に年中さん、年長さんに進み、そのあとは就学の時期を迎えます。

将来に向け、発語の表出に繋げられるようなさまざまな活動を通して会話へと繋げ、集団行動の機会もたくさん作りながら、言葉だけでなく、社会性も育てられるように周りのお友達とも楽しく関われる機会を作り、成長を促し続けていきます。
少しずつ自立のかけらが見え始めてはいますが、まだ未完成の排泄の自立も完成させられるように促しを続けていきます。

COMPASS発達支援センター坂出
所在地:〒762-0038
    香川県坂出市笠指町3-1 いなだビル1F
連絡先:0877-85-9368

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