児童発達支援センター大村 意思ある行動を目指して(2)

月曜日のCOMPASSです。
児童発達支援センター大村にお友達が通い始めてから8ヶ月が過ぎ、お友達は年中さんになりました。
折しもちょうど進級を迎えた頃、お友達は成長の兆しをあちこちで見せ始め、意思を持った行動が見られるようになってきています。

偏食が多く、落ち着いて食事できなかったお友達ですが、お弁当やおやつの時間になると、一目散に着座し、待つことができるようになりました。
それまでは水分を摂るのも手助けが必要でしたが、先生の指示に従って水筒を持って来て、自分ひとりでお茶を飲めるようになりました。
COMPASSのお友達は全員靴と靴下を脱いで裸足で過ごしますが、帰る際にお友達は自分で靴下を履けるようになりました。

COMPASSで過ごす際、お友達はずっとオムツを使用していました。
それが、通ううちに、お友達はオムツの中に済ませるのではなく、尿意を感じるとその場でオムツをおろして排尿しようとする行動が見られるようになりました。
そこで、先生がそのタイミングで「トイレに行こう!」と促すと、素直にトイレに行き、便器に座って排尿できるようになりました。
ただ、大便の排泄はまだ練習中なのだそうです。

保護者様は、お友達が成長するこれまでの足跡をしっかりご覧になっていて「走り回り、落ち着きがなかったのですが、情緒が安定し、少しずつ落ち着いて過ごせるようになり、大人の助言を少しずつ理解して、反応できるようになっきていますね。」と話されました。
また、見通しをもった行動ができるようになってきたこと、集団のの中に入って自由に遊べるようになったこと、着座の練習や療育が短時間でも継続できていることも成果だと話していただきました。

先生たちから見てもお友達は特に情緒の成長・生活動作の成長が顕著だと言います。
笑顔が増え、意思疎通ができるようになり、使っている玩具を快く渡したり、自分の靴下を履けるようになっていて、先生とも元気にハイタッチで挨拶もできるようになってきました。
利用開始にたくさん見られた問題行動も概ね減りつつあります。

未来にはたくさんの光が見えていて、これからも眩しい未来を目指して、しっかり取り組みを続けます。
センターでは、これからもさまざまなことを体験できる機会を作り、安心・安全な環境の中で言葉の習得や、コミュニケーション能力の向上を目指して支援していきます。

COMPASS児童発達支援センター大村
所在地:〒856-0807
    長崎県大村市宮小路1丁目258-7
連絡先:0957-47-7838

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