COMPASS三豊 コミュニケーションを求めて(2)

火曜日のCOMPASSです。
春になれば小学生になるお友達は、最近になってひらがなの読み書きができるようになりました。
利用前は読むことも書くこともできなかったため、読み書きができるようになったことは、お友達にとってとても大きな自信になったようです。

通い始めた頃はCOMPASSにも先生にも抵抗感があり、促しにも従えず、着座してもすぐに離席、落ち着いて活動に取り組むこともできませんでした。利用し始めた頃は、目を合わせて挨拶ができず、座ろうとせず、意欲的に活動に取り組む様子もありませんでした。

先生はお友達の「昆虫」への興味を活用して、お友達が楽しい!と感じられるようなコミュニケーションから始めてみました。
昆虫の話題はお友達の気分を上げ、自然に着座への流れを作り、昆虫の絵本を眺めながら机上で学ぶ姿勢を取れるようになりました。

少しずつ会話が増え、笑顔が増え、何をするにも保護者様がいなければ不安だらけでしたが、そんな様子も薄れていきます。その後も試行錯誤を繰り返しながら活動は続き、今では学校の授業の時間分(45分)は集中できるようになってきました。

保護者様でなければ送迎もできませんでしたが、それもここ最近はこだわらなくなりました。
ところが集団活動などで回を追うごとに親しくなってくると、少し困った乱暴な会話が多くなっていきましたが、その度に何度も話し合い、正しく話すことを意識できるような促しを継続しています。

保護者様もコミュニケーションが取れ始めたこと、想いを伝えたり、排泄の意図を教えたりもできるようになったことを喜ばれています。
当初は保育所ではあまり話すことができないということでしたが、今では少しずつ信頼関係を築き、お友達から周りに話しかけてくるようになり、園の先生が仲介しなくても、園のお友達と自然に遊ぶ姿も見られるようになったのだそうです。

この春には就学し、新しい学校生活が待っています。
就学に向け一定時間学習ができる態勢を整え、身の回りのこともできるようになり、また言葉の学びも自分の思いを色々な方法で表現できるようになって、より高度なコミュニケーションができるようになることを目標に丁寧に関わり、目標クリアを目指していきます。

COMPASS発達支援センター三豊
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