生活介護ACCESS 昨年後半のイベント達 | COMPASS（コンパス）発達支援センター

生活介護ACCESS　昨年後半のイベント達

2024年1月13日

土曜日のCOMPASSです。
今日は生活介護ACCESSで行われているいくつかの活動をご紹介します。
まずは、毎年の恒例行事になっているACCESSの遠足です。

今回は１時間ほど離れた岡山県・瀬戸内市にある、全国のニュースでも有名な『日本一の駄菓子屋』さんを訪ねました。
お店の中は、懐かしい駄菓子から見たこともない駄菓子までずらっと並んでいます。
うまい棒だけでも写真の通りのボリュームです！

『日本一の駄菓子屋』では、ご利用者様も職員も同額の500円を上限と決めて、買い物を楽しみました。
このお店、実はオープン当初から消費税はついていません。
子ども達が計算しやすいようにと「うまい棒」も10円です。
消費税なしで、その気になればかなりの量の駄菓子の大人買いも可能です。

おひとりで計算が難しい方は、職員が一緒に買い物の計算を援助していました。
ご利用者様の中には、あれもこれも欲しいと手に取られたものの、計算でオーバーしてしまうとわかると、とても残念そうにカゴに戻されていたのだとか。
少ない時間の中でしたが、ほとんどの方が500円全部使いきり、笑顔でACCESSに戻っていかれました。
また来年来よう、そんな何度でも行きたいお店です。

ACCESSには『アクセスファーム』と名付けた畑があり、さつまいも、じゃがいも、綿、かぼちゃ等、様々な野菜を育てています。
今年のさつまいもは「シルクスイート」という品種で、スーパーで買うと１本140円くらいしています。
初夏に苗を植えるところから始め、水やり、草抜きと大切に育て、さつまいもが土から顔を出す秋の終わりには「収穫まだかな？」とご利用者様達も待ちきれないご様子でした。

写真はイメージです

採れ高自体は去年より少ないのですが、ずっしりと重量のある甘いシルクスイートが収穫できました。
収穫後は皆でふかし芋にして食べたり、自宅にお土産として持ち帰っていただきました。
ご利用者様の中には、次の日のお弁当にシルクスイートがおかずとして入っている方もいました。
どのご家族でも「ありがとう！」と言っていただいたようで、皆で育てて本当に良かったねと笑顔で話されていました。

新しいご利用者も増えて、一段と賑やかなACCESSです。
児童たちの通う放デイと同様に、指先を使う作業療法を行っています。
握力が弱く、つまんだりキャップを閉めたりが難しい方には、洗濯バサミをつまむ練習からスタート。
最初は洗濯バサミを開くことも難しかったのですが、日々訓練を重ねるうちに、ゆっくりなペースですが、洗濯バサミをつまめるようになってきていて、実際に日常生活で洗濯物を干す練習にもなっています。

秋にはこれもまた恒例の運動会を開催しました。
今年の新競技として取り入れたのは「金魚すくい」ゲームです。
「うちわで金魚をすくい、相手コートにいれる」というゲームですが、皆さん大興奮！！
思わず手を使って金魚を投げる方まで出てきてしまいましたが、想像以上に大いに盛り上がった運動会でした。

日常的な余暇活動ではトランプはもちろん、カルタや色々なカードゲームで楽しんでいます。
全員参加の大掛かりなカードゲームをすることもあり「カードゲームしましょう！」と皆さんに声をかけて下さるご利用者様もいます。
この写真のカードゲームは、カラフルな”蛇”を作るゲーム。
順番にカードをめくり、同じ色の柄を合わせて”蛇”を作っていくのですが、なかなか思う通りにいかないのが面白いところです。