COMPASS飯塚 成長の蕾が開くとき(2)

土曜日のCOMPASSです。
COMPASS.飯塚にお友達が通い始めてから8ヶ月、お友達にも成長への蕾が見られ始めます。
当初はほとんど発語がなく、会話は内容の聞き取りも苦手で、あまり語彙を持たず、モノの名前もよく知らないようでした。
言葉だけでなく、日常の生活動作も一人でできることは少なく、お手伝いが必要だったお友達です。

療育が始まっても、苦手だなと思ったことには運動でも学習活動でも尻込みするお友達。
そこで、まずは簡単に成功できるように難易度を落とした取り組みから始めます。
ひとつできると、先生はすかさず手を叩いて「やったー!よくできたね!」と褒めちぎります。
褒められて気をよくしたお友達は、笑顔を見せ、少し難易度が上がった取り組みにも挑戦しよう!という意欲を見せます。

元々、運動は苦手な分野だったお友達。
それでも日を追うごとに運動や、学習をすることが当たり前になり、その度に頑張りを評価され、褒めてもらえることが嬉しくて、次第に挑戦を嫌がらなくなっていきました。
今でもお友達が嫌いな活動や運動もありますが、その一方で最近ではいろいろな運動に興味を持ってくれるようになり、参加しようとする意欲を見せてくれるようになりました。

お友達が関心を寄せる方向性は、いつも自分でした。
そのためか人への関心が薄く、誰かが話しかけてもそちらを向向こうとせず、話に耳を傾けることもありませんでした。
そこで、先生はお友達に話しかけるたびに視線を誘導し、顔と顔、目と目を合わせるように努めました。
「お話をするときはこうするんだ。」と、お友達に何度も、何度でも教えていった先生。
やがて、いつの間にか本当に自然に、会話でも遊びでもお友達同士で楽しく関われるようになり、笑顔も増えてきています。

少しずつ成長を見せ始めたお友達の様子に、成長を実感されている保護者様も評価していただいています。
例えば自分から衣服を畳んだり、ハンガーにかけたり、荷物を整理したりすることは全然できなかったお友達ですが、繰り返し挑戦し続けた今では、当たり前のように自らハンガーに上着をかけることが出来るようになってきていて、本当に嬉しいとおっしゃっていました。

通い始めて2年と2ヶ月。
今お友達は笑顔いっぱいで今日もCOMPASSに通ってきています。
目標だったコミュニケーションも、これから本格的に取り組みが始まり、またちょっと気が逸れがちな学習姿勢も、課題や活動を通して集中力を高められるように導いていきます。
日常生活動作も練習を続け、お友達がさらにニコニコ笑顔いっぱいで成長が蕾から満開の花となるように自立を目指していきます。

COMPASS発達支援センター.飯塚
所在地:〒820-0081
    福岡県飯塚市枝国501-10
連絡先:0948-52-6838

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