COMPASS小倉北 スムーズな活動を(2)

火曜日のCOMPASSです。
お友達が通い始めてから3か月後の7月になると、お友達に成長のカケラが現れ始めました。
当初のお友達は着座を促してもなかなか座れず、姿勢保持も難しく、姿勢が崩れそうになるたびに声かけが必要でした。
また、やるべきことは分かっていても気持ちが乗らず、取り組めない傾向はなかなか改善できませんでした。
この頃から活動の流れも掴めてきたお友達は、抵抗せず、少しずつ周りと同じペースで活動に取り組めるようになってきました。
以前は活動と活動の間の手持無沙汰な時間にも離席をしていたお友達ですが、そんな時間の間でも座ったまま待てるようになってきました。

元々数字が得意なお友達、計算には数図ブロックを使っての計算から、ブロックなしでも計算をこなせるようになってきました。
間違って書いた文字を指摘されたとき、間違った事実を受け入れられず「これで合ってる!」と言い張ることもありましたが、最近では素直に書き直すことも出来るようになってきました。
全く他人と関わろうとする様子がなかったお友達、まだ一人遊びは多いものの、周りのお友達に興味を持ち始め、トランプやUNOなどのカード遊びを通して一緒に遊ぶことが増えてきました。

絵カードや音読などを通して会話の練習も重ねてきたお友達。
たとえば送迎車の中でカーナビの音声を真似して呟く姿も見せています。
ナビの真似でも、以前は「右方向」は「みぎぼーと」と聞こえていましたが、最近では意味を理解し、しっかり発語できるようになりました。
道の案内では「左右」も良く分かっていて、自分で道案内を出来るようになっているのだそうです。

保護者様は以前から本部教室で学びを重ね、自分の気持ちを言葉として表現できるようになったタイミングで小倉北を利用し始め、現在はお友達や先生と関わる中で、語彙も増え、相手の会話の意味も理解できるようになり、言葉のキャッチボールが出来るようになってきたこと、そして周りのお友達と場の共有ができていることをとても喜んでおられます。
小倉北ではお友達の時間の使い方、スケジュールを意識すること、その習慣化についてたくさんの学びに取り組みました。
その成果として、就学したての頃は、学校から帰ってきてから宿題をさせることが難しかったそうですが、今は、ご家庭でも家に帰ると必ず宿題を先に済ませた後に、遊ぶ習慣が身に付いていることもご報告いただきました。

学校が終わってCOMPASSに着くと、先生一人ひとりの顔を見て挨拶をしてくれ、来所時に不在だった先生にも、戻ったタイミングで必ず先生の名前を呼んで挨拶してくれるのだとか。
そんなお友達との交流は、先生全員をほっこりと嬉しい気持ちにしてくれてる瞬間なのだそうです。
学習面でも嫌なことを避け、取り掛かれなかった頃と違い、最後まであきらめない姿勢を身につけています。
もうすぐ2年生になるお友達の学習のステージを少し上げ、、今後は「自分で考えて行動できる」ことを目指し、まずは生活の中で小さなことから「考える」「自分で選択する」ための練習を続け、判断や自主的な行動へと自信を持って取り組めるように導いていきます。

COMPASS小倉北
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