COMPASS宇佐 わからないときは(2)

火曜日のCOMPASSです。
COMPASS宇佐のお友達が通い始めて2ヶ月たったお正月過ぎには、それまでと違った面が見られるようになってきました。

それまでは来所してからのルーティン、トイレでの一連の生活動作、小集団活動でのルールやマナーをあっさり超えてしまい、活動でも着座姿勢を維持して集中できず、周りで誰かが動くたびに離席を繰り返していました。

先生は学習準備から着座までの一連の流れを掴めるように促し、活動中に許可なく離席してはいけないことを教え、小集団の活動ではルールやマナーがあることを教えていきました。
何度も繰り返し教えていくうちに、活動中に黙って離席することは少なくなりました。

離席だけでなく、落ち着いて着座姿勢で療育に取り組める時間も長くなり、集中力がついてきました。
小集団の活動のうち勝敗のあるゲームなどでエキサイトして大きな声になってしまうため、まだ声掛けが必要な場面も見られるものの、当初に比べると、集団の中でも概ねルールに従って活動し、落ち着いて楽しめるようになってきました。

保護者様からもお友達が「~して良いですか?」と先生に尋ねてから行動するようになってきた場面が増えてきたことを評価され、分からないことがあったときも、言葉で尋ねるようになり、学習への活動にも意欲が見られてきたことを喜ばれています。

ご家庭でもカタカナを書いて見せてくれたり、読める文字も増え、弟に赤ちゃん用の絵本の読み聞かせをしてくれる姿も見せているのだとか。
まだ課題を残すお友達同士の関わりでも、ご家庭では皆と一緒に遊んで楽しかったことを話してくれるようになり、その成長ぶりを嬉しく感じていると話してくださっています。

春には2年生となったお友達。
人との関わり方を学んできたお友達は、ゲームや集団でのレクリエ―ション活動ではルールに沿って楽しめるようになり、離席せずに、ひとつのことに集中して取り組める時間が長くなってきました。
わからないことや知らないことも、臆せずに聞いてくる姿勢を見せるようになりました。

このまま着座姿勢を保時しながら、周囲の環境に左右されずに集中して取り組める時間が長くなるように支援していきます。
それでも他のお友達との関わりで、気分が高揚すると大声になってしまうことが軽減するように、感情をコントロールできるように、その場面に適した言葉での会話を促していきます。

そこで今後は感情をコントロールしながら人と適切な距離感を保ち、ルールを守り活動に参加できるように、手指トレーニングで巧緻性を高めて身だしなみ、排泄に伴う一連の動作がスムーズにできるよう、また定着するまでは一緒に確認や介助を継続して取り組んでいきます。

文字・数字の読み書きをはじめとした学習でも、何度でもしっかりと身につくまで習得を目指し、読み方や書き順から言葉の認識を深められるように支援していきます。
勿論、できたことは十分に褒めることを忘れず、難しい様子のときは一緒に取り組んで「できた!」という達成感を得られるように促し、さらなる意欲向上に繋げていきます。

compass宇佐
所在地:〒879-0471
    大分県宇佐市大字四日市500番ロイヤルⅡA
連絡先:0978-25-9328

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