COMPASS本部 伝わるのは言葉だけでなく・・・(2)

火曜日のCOMPASSです。
春から児童クラスから放課後に移動してきたお友達。
緊張すると話せなくなるという困りごとの改善を目指し、今日もたくさんの活動と関わりで頑張っています。

実際、隣とはいえ多機能・児童のCOMPASSから放課後に移ることはお友達だけでなく、保護者様にとっても不安を伴うものだったそうです。
こういったCOMPASSの系列から別のCOMPASSへ移動というだけでなく、他の事業所から移動してこられるお友達とご家族にとっては、どんなケースであるにせよ不安はつきものだと思います。
保護者様の決断は、お友達の人生に大きな影響を与えるものだからです。

内容はいいと思ったのだけど、先生との相性はどうだろう?
他のお友達と仲良くできるだろうか?
送迎サービスや延長支援など、たくさんサービスはあるけれど、どれも本当だろうか?
子どもの時間はかけがえなく貴重な学びの時期だけど、ここの利用で成長できるのだろうか?

通い始めてから現実となるいろいろなケースが考えられます。
保護者様の評価や意識にもさまざまな段階があると思います。
ですが、これらのお悩みやネガティブな気づきは、その都度なんでも何度でもご相談いただくことで大抵は解決できていることも事実です。

ここでお友達のケースに話を戻します。
静的・動的、どの活動においても会話を途切れさせないという意識をしながら関わり合ってきたお友達とのCOMPASS。
この成果は実に早く訪れました。

個別の学習や、集団活動での工作、そして運動遊びやダンス・・・
場面、場面でお友達は屈託なく話しかけるチームのお友達と笑顔を交わし、楽しそうに活動する姿を見せています。
利用開始から1ヶ月程度からは、すでに自分からコミュニケーションを試みる姿も見られ始めました。

短期間で改善の兆しが見られ始めたことを保護者様も「まだ完全な目標達成ではないが新しい環境に慣れ学習や製作や運動療育を楽しめているようです。」と評価していただいています。
移動をお友達も保護者も不安な気持ちでおられたそうですが、お友達が放課後を「楽しい!」と話すお友達の言葉で安堵し「これからのさらなる成長が楽しみです!」と手応えを感じている先生たちなのだとか。

もちろんまだ課題はあります。
成長への道を歩み始めたお友達ですが、伝わるのは言葉だけでなく未来です。
これからはさらに語彙を増やし、表現を磨き、自分の気持ちを相手に伝えるためのスキルを向上させ、言葉で困っていたお友達が、学びを通して言葉に助けられ、味方にできるように導いていきます。

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