COMPASSミヤべ岩国 まず1題を逃げずに取り組む(2)

土曜日のCOMPASSです。
COMPASSミヤベ岩国のお友達が通い始めて2ヶ月。
それは冬から春に移ろうとする季節、お友達は成長へつながる小さな変化を見せるようになりました。
お友達が「わからない」と勉強を嫌い、投げ出すことのないように、まず1題を逃げずに取り組み、少しでも、小さいことでも自信をつけられるように、1つ1つステップを登り、問題に向き合い、解き進める取り組みを行いました。

算数は、足し算・引き算・掛け算・割り算のそれぞれで、つまづきやすい繰り上がりや繰り下がりに気をつけて、わかるまで、できるまで、何度も取り組みます。
国語では長文読解に力を入れました。
算数や理科・そのほかの教科でも、実は国語=長文の読解がキーになります。
日本語で問われている問題の意図を理解し、日本語で考えて、数字や結果を回答するので、長文読解は全ての教科の肝です。

取り組みの継続でお友達は何度もつまづき、何度もやり直し、いくつも学習の成功体験を積んできました。
ですが経験値が上がるほど、学習意欲も自己肯定感向上も共に見せるようになってきています。
ずっとお友達の様子をご覧になっている保護者様もお友達の様子に変化を感じておられるようです。
今回のモニタリングでもご家庭でも明らかに様子が変化してきていることを実感していると評価の言葉をいただいたそうです。

3月下旬の学校参観日に「1年間で成長したこと」をテーマにクラスでの作文の発表があり、お友達は「コンパスの先生と勉強をして、少しだけ勉強がわかるようになった。」と発表したとお聞きしました。
お友達は今もスーッと問題をこなせるときもあれば、問題を前に固まってしまうときもあります。
ですが、できなかったことを理解できるようになり、逃げずに向き合い、いつか「できる!」に変えていけるようになるはずです。
これからも支援の継続によって自己肯定感のさらなる向上を目指し、挑戦する気持ちを育てていきたいと思っています。

折しも夏休みの時期です。
夏の終わりにお友達がどう成長するかというイメージを考えてみます。
ルールや状況、またはスケジュール等を把握し、見通しを立てた行動ができるようになることがまず1つ目。
もう以前のように目の前の課題を前にして泣き出すこともなくなっていきましたが、感情の乱れもコントロールできるようになることが2つ目。
そして新しい取り組みとして、社会性の向上を目指していきます。
夏の終わりにお友達がどこまでいけるか、更なる成長を期待しながら丁寧に組みを続けていきます。

COMPASS発達支援センター ミヤべ岩国
所在地:〒740-0012
    山口県岩国市元町1丁目8-20
連絡先:0827-30-9038

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