COMPASS川崎 わかるまで、できるまで(1)

金曜日のCOMPASSです。
COMPASS川崎に昨年の秋から通い始めているのは、小学校5年生のお友達です。
スローペースなお友達、学習面や巧緻性にも課題がありましたが、礼儀正しく、初めて会ったときに先生たちにも自分から挨拶をしてくれたのだそうです。

保護者様からは「学校の授業について行けず、学習の基礎を教えても忘れやすい傾向にあり、わかるときもあれば、忘れているときもあるので、基礎を定着して欲しい。」とお友達の課題についてお聞きしました。
次いで「数順が不確かで、ひき算でも引かれる数から「1」を引く問題でも時間がかかってしまうことがあり、数順や単位、推理推測が苦手なので練習して欲しい。またいろいろなことに疑問を持って取り組んでほしい。」と学習面のお悩みから、「探し物があるときに、置いてある場所を伝えても、別の場所を見ていたりするので、指示理解がもう少し出来るようになってほしいです。」とコミュニケーションの向上までの願いを話しておられました。

これに対し、COMPASSの個別支援計画の目標では、短期目標として、まずは新しい環境に慣れて楽しく通所出来るように導き、お友達とのコミュニケーションを楽しめるようになることを目指します。
また、巧緻性の向上を目指したプログラムも取り入れます。
そして基礎学習では、お友達が自分から興味を持って取り組めるように取り組んでいきます。
やがてCOMPASSにも慣れ、学習活動がお友達の当たり前になった頃からは、1つにこだわらず、気持ちの切り替えができるようになり、指示されたことや、会話での言葉の意味を理解して行動出来るように促していきます。

笑顔が素敵で穏やかなお友達なのですが、その一方、制作などでは手順の混乱と手指を上手く使えていないことが自分でもわかっていて、思う様に手が動かずイライラした様子を見せることもありました。
時間の制約があるという意識がはたらき、少し焦っているのかもしれません。
例えば、折り紙を使った制作では、角と角を合わせること、使う糊も一回に使う量を繰り返し伝えていきましたが、混乱が見られました。
ハサミも直線や曲線切るにはどこまで力を入れたら良いのか、ちょうど良い加減を図れずに混乱を見せてガタガタになってしまいます。
制作で定規を使って長さを測ることも、長さの測り方や当てかたに混乱が見られたので、制作を定規で長さをはかる練習に切り替えていきました。
混乱して、できないと気分も良くないのは当然です。

学習面でも混乱する場面を見せることがありました。
時計では、長針はきちんと読めていましたが、短針では読み間違いがあったので時間の読み方に何度も挑戦しました。
漢字のプリントで間違えやすかったものを再度ノートに書く練習を繰り返し、覚えられるように導きました。
漢字を読むとき、手が止まる場面が何度も何度もあったので、いっそ手を止めて辞書で調べるように指示を出しましたが、熟語を調べるのに1つ1つの漢字だけを調べて熟語の意味まで到達しないこともあったそうです。
かけ算については、九九を忘れてしまうので、なかなか定着は難しく、何度も何度でも繰り返し取り組んでいきました。

お友達の学習は、一つ一つの課題に時間が長くかかるため量を加減しながら時間を決めて取り組みました。
余暇時間には学校の宿題をやるお友達ですが、そのままCOMPASSに忘れて帰ってしまったり、タオルや水筒を忘れることも度々見られたので、声かけは欠かせませんでした。
そんなお友達ですが、8ヶ月が過ぎた頃からは少しずつ成長への兆しを見せるようになってきました。
(後編へ続きます)

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