土曜日のCOMPASSです。
COMPASS川崎のお友達が通い始めてから８ヶ月が経った頃、成長への兆しが見られるようになりました。
算数の学習では、なかなかマスターできなかった掛け算の九九の定着も見られ始めました。
戸惑いながら問題を解いていた単位の変換や推測に関する問題では、プリントの問題文を丁寧に読み解きながら自分で考えて回答しようとして、難しいからと諦めることなく、最後まで頑張る姿を見せるようになってきました。

手先、指先を使うことが苦手なお友達は、ハサミ使いでは力加減や切る線の方向を見通すことにまだ戸惑いは見られてはいますが、できるだけ線を意識してハサミをコントロールする場面が見られてきました。
最近は苦手意識が強かった制作でも力作を見せるようになってきました。
「飛び出すカード」作りでは、自分でデザインを考え、カードには両親への手紙を書くなどの工夫が見られていたそうです。

保護者様からも、なかなかできなかった場面の切り替えが少しずつ短時間にできるようになってきたことや、算数でも大きな数を扱うことができるようになってきたなどの成長を評価してくださっています。

できるようになったことだけでなく、最近のお友達からは以前とは全く違う「やる気」を見せるようになってきたことは大きな成長です。
プリント教材はまだ時間がかかることもありますが、できない、わからないと行動が止まることはなく、しっかり取り組んでいますが、それらのどの課題でも丁寧な字を書く姿が印象的です。

余暇時間には自分で宿題に取り組む姿だけでなく、周囲のお友達と楽しそうに遊ぶ姿を見せ、先生たちを笑わせてくれたりと、楽しい時間を自ら作ってくれています。
日常生活動作では忘れ物をしないよう声かけが必要ではありますが、これまでの経験から少しずつ行動に余裕を見せ始めていて、一つひとつの取り組みが丁寧だと感心させられます。

お友達の成長への道のりはまだ続いていきます。
今後は更に言葉の意味を理解して行動できるように促しながら、基礎学力でも定着を目指し、繰り返し、繰り返し、わかるまで、できるまで、何度も、何度でも取り組み、学習だけでなく、物の管理もできるように導いていきます。

COMPASS発達支援センター川崎
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