COMPASS下関 僕にもできるとわかってから(2)

火曜日のCOMPASSです。
COMPASS下関のお友達が通い始めてから3ヶ月ほど経過し、今年の1月を迎えた頃からお友達に変化が見られるようになってきました。

目に見えてわかりやすい変化は文字の上達でした。
お友達は手先が不器用で、文字を書こうとしても筆圧も弱く、きれいな文字を書けませんでした。
そこで、体幹を安定させるための運動をプログラムに取り入れ、細かな作業が手や指先だけでできるように「ひも通し」などの巧緻性を高める作業を繰り返しました。
継続した訓練の成果で、次第にお友達の筆圧が強くなっていき、漢字などの文字を以前よりきれいに書けるようになってきました。

着座姿勢の維持が崩れることも課題でした。
静かタイムや学習中にはまだ姿勢が崩れる傾向はありますが、声かけで姿勢を正そうと意識できるようになりました。
本来内向的な性格で周りのお友達との関わりが少なかったお友達でしたので、COMPASSではさまざまな活動で人と関わる機会を増やしていきました。

 

やがて少しずつ人との距離が近づき、運動遊びの時間などでもお友達と楽しく会話をする姿を見せるようになり、協力して課題を行う活動では積極的に関わる姿が見られるようになってきました。
さまざまな経験を通してお友達の「できた!」が増え、お友達の仕草に自信が見られるようになっていきました。

保護者様もお友達の成長をご覧になり、学校の授業中着座できるようになったことや、苦手だった文字を書く課題でも漢字の宿題などができるようになっていると評価していただいています。
もちろん45分間の授業中、集中して授業を聞く姿勢も見られるようになりました。
学校でも自分から進んで関わろうとしなかったお友達でしたが、少しずつ学校のお友達とのコミュニケーションが見られるようになってきました。

これからはまだ課題として残っている着座姿勢の維持・さらに集中力の継続を目指していきます。
文字の読み書きができるようになってようやく向き合えるようになった文章問題ですが、文章題を読んで、理解して、回答するまでの道のりを自分自身で考えて、正答に導くことを目指していきます。

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