COMPASS本部教室 それぞれの個性を受け入れて(2)

金曜日のCOMPASSです。
お友達がCOMPASS本部教室に移ってから3〜4ヶ月が経過した頃から成長への兆しというか、変化が現れ始めました。

それまでの立ち位置はお友達 対 周りの人たちだったようですが、この頃からは一人ひとり別の個性を見て、対応できるようになってきました。

正義感が強いあまりに周りの人の感情を無視してでも「正しさ」を求めるような行動をしていたお友達。
また、与えられた課題がお友達にとって難しいものだったとき、途端に不機嫌になり、いつものお友達に戻れないでいました。

嬉しい、悲しい、怒った、苛立ったといった感情に支配され、本筋でない行為や行動へと流されることも多かったお友達でしたが、3〜4ヶ月経過した頃からは寄り道から正しい道へ戻れるようになってきました。

春、進級を迎える頃には以前と比べるとお友達同士の交流でも「〇〇しなければならない」というような感覚ではなく、本当にそれぞれのお友達との交流を心から楽しんでいる姿を見せるようになりました。

集団活動で遊ぶときも、机を並べて学習活動をするときや、工作に取り組むときも、どのシーンも誰といても楽しそうです。
もともと学習活動は大好きで、しっかり自分で考えて正答を出すことも学齢に相応しいレベルでできています。

もちろん日により課題によって出来たりできなかったりするバランスの悪さも時々見られますが、それも臨機応変がきくお友達ならではの考えかたや、できないからと苛立つこともなく、気持ちの制御もできていることから常に前を向いていると判断できます。

当初は大きな課題だった「お友達の気持ちを考えて発言すること」「言って良いこと、悪いこと」の理解もしっかりと根付いた様子も見られます。
保護者様もわずか数ヶ月での変化に、驚きとともに「家庭でも癇癪を出すことが減り、嬉しく思っています。」と評価していただいています。

COMPASSで過ごすお友達は、絶えない笑顔を見せ、周囲の様子を見ながら同年代、年下の子とも上手く関われるようになり、何かで感情が乱れても、すぐに切り替えるなど、コントロールも上手になってきています。
ノリノリでない気分のときには、ひとりで静かに遊ぶことも選択できています。

お友達は本部教室に来る前と全く違う新しい日々を送れるようになってきていますが、これからもお友達の進む未来には、あらゆる環境、出会ったことのない人、取り組みが難しい課題など、未知のことが溢れていることでしょう。

そんなときは、いつでもお友達の気持ちを測りながら、一緒に語り合い、笑顔に導くことができるようにCOMPASSはすぐそばで寄り添っていきます。

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