COMPASS神埼 知ることで広がる世界(2)

月曜日のCOMPASSです。
COMPASS神埼のお友達に成長の兆しが現れ始めたのは、利用開始から3カ月経った頃の8月くらいからだったと言います。

根気よくCOMPASSについてからのルーティンを教え、衛生面に気を向けるように促し続けた毎日でした。
COMPASSにきてからはこういう行動をするということがわかってきたお友達、毎回ではないですが靴を脱いで靴箱に靴を入れるようになり、手洗い、昼食前の手洗いなども少しずつ定着する兆しを見せています。
お友達自身がCOMPASSに慣れて、周りの児童の行動に意識が向くようにななってくると、今度はお友達自身に怒ったり泣いたりといった感情の変化が見られるようになりました。

お友達はたくさんのものの名前や、遊び、人とかっ変わることの楽しさな度が引き金となり、起きた成長への兆しで世界が広がり、周りの児童への関心を見せるようになっただけでなく、遊びの拡大、興味の拡大が見られ始めました。

利用前は先生と目を合わせることもなかったお友達ですが、少しずつ先生の見せる表情や言動に目を向け、反応を感じようとする様子が見られるようになってきました。
同時進行で手づかみだった食事も、以前よりも道具を使おうとする様子を見せ始めています。

変化が見られるようになったお友達の行動に、保護者様も「発語の場面が増え、言葉のキャッチボールにまでは至らないものの、復唱する場面や、物や数の呼称をしようとする様子を見せるようになりました。」と話していただいています。
保護者様が「しゅっぱつしんこう!!」というとお友達は「おー!」と笑って反応を見せたり、「いち、にー」などの声も聞かれるようになってきたお友達の成長を喜んでおられます。

そればかりでなく、ご家庭で道具を使うように促すことで、自らスプーンやフォークに手を伸ばすことができるようになり、上手に食べ物を掬えないと、つい手を使ってしまうものの、自分で道具を使って食べようとする意欲が現れ始めたことを評価していただいています。

さらに保護者様は、毎回ではないものの声かけが通り始め、勝手に走り回らなくなり、手を繋いで散歩できるようにまでなったこと。
お出かけの際にもすぐに玄関から出ようとするのではなく、玄関で父母を待てるようになってきたのだそうです。
また、COMPASSの定休日に事業所の近所を散歩すると、玄関まで走り寄り「行きたい」とアピールする様子に「楽しく通えているのだろうな。」と感じておられるのだそうです。

COMPASSでは、ご家庭のご理解と協力体制が整う療育環境をこれからも継続できるように努力し、お友達が楽しく通所できるように、環境を整えていきたいと考えています。
お友達の小さな変化や反応に気付き、能力を最大限に引き出せるよう、事業所内での先生同士の情報共有だけでなく、保護者様や園との情報交換も小まめに行いながらより良い支援を進めていきたいと思います。

未来のために大事なことは「自分でやってみよう。」という気持ちの変化に気付くこと。
お友達の変化や兆候にすぐに気づける体制で、一つでも多く、自立した生活動作へと結び付けていきたいと考えています。

ボディイメージ、自分の顔の認識を高めるため、鏡で口の動きや表情の変化などを楽しく学び、言葉の表出へと繋げ、まだ発語のないお友達ですが、ことばとイラスト、物と物の名前をイラストカードや玩具を通して関わり続け、意味のある言葉の発語を促し続けていきます。

COMPASS発達支援センター神埼
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