COMPASSオレンジ 社会性への第1歩(2)

土曜日のCOMPASSです。
利用開始から8ヶ月が経血、9月を迎えた頃からお友達に成長への兆しが現れ始めました。
その頃からまだちゃんとした言葉になっていなくても、自分の想いを「話そう」とする様子を見かけるようになりました。

この頃から「いってきます!」「さようなら!」など、しっかりした挨拶もできるようになってきました。
少し経つとお友達は単語だけでなく「ママ お迎え 来る」「ぼく、やる」「先生、見てほら」など二語文や三語文の形を取れるようになって、想いを伝えられるようになってきています。

日常生活動作の技能向上を目指して来所のたびに練習を重ねていた衣服の着脱も、自分ひとりでできるようになりました。
またトイレトレーニングも進み、自分からトイレに行き、きちんと排泄できるようになりました。
学習など集中が必要な活動でも、目の前の課題への集中が途切れず、最後まで取り組めるようになりました。
集団活動への参加も、落ち着いて着座姿勢で楽しく参加できるようになりました。

保護者様は、COMPASSに通い始めてから1年足らずで発語が増えたこと、利用開始まではできていなかった身辺自立を意識し、できることも増えてきたこと、集中できるようになり、集団活動への参加もできるようになってきたことなど、お友達のあらゆる成長をとても喜んでいただいています。

そして、お母様から嬉しいコメントを頂戴しましたので、以下に紹介させていただきます。
「新しい場所や人との関わりが苦手。発語も遅く、通い始めは心配だらけでした。
挨拶やお辞儀も適当なので、注意をするとパニックを起こすこともありましたが、環境に慣れてくるとお友達と楽しくお勉強も出来るほどに。
お友達との関わりも増えたことで、発語も増え、最近ではお友達の名前を呼んで「バイバイ!」と言ったり、「パパ!けいたいしまって!」とママの言葉を真似するほど成長しています!(笑)」
と微笑んで話していただけました。

お友達の社会へ向かう道は、今始まったばかりです。
社会性とは、言葉であり、振る舞いであり、周りの人々を思いやる心です。
これからはお友達が見たこと、聞いたこと、感じたことを、お友達自身の言葉で伝えられるように、より多くの言葉に触れて、学んで、想いが充分伝わるように促していきます。

他にもまだ未完成な「時間の感覚」を養い、スケジュールの活用ができるようになり、見通しを持った活動で、次のことに切り替えられるように促していきます。
さらに運動遊びなどの活動で多様な動きを体験する中で、思い通りに身体を動かせるように調整を促せるように促していきます。

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