COMPASS Sunny 「学ぶは真似る」から始まって(2)

木曜日のCOMPASSです。
COMPASS Sunnyのお友達が通い始めて1年が経ち、5年生になった頃から最初の成長への変化が現れ始めました。
そしてさらに1年4か月後の6年生の夏休みに入った頃からお友達の変化はさらに明らかになってきました。

語彙や発語を増やすための活動で、お友達は絵カードを見て、先生が少し大袈裟に口の開け方を見せながら模倣を促していきます。
先生のお手本の後、すぐにテンポよく模倣した言葉は返ってこず、お友達の声を聞くまでは時間が必要だったそうです。
それが、ここへきてひらがな50音や簡単な単語の模倣はスムーズにできるようになってきました。

そしてお友達は自分の発語で周囲が喜んでくれたり、褒めてくれることが嬉しくて、自発的に模倣に取り組む様子を見せ始めます。
それは模倣に留まらず「せんせい」「ありがとう」「ばいばい」「〇〇さん」「あか」「あお」「できた」など簡単な言葉を自然に発するようになってきました。

言葉を「知っている」だけから「話す」ようになってからは、人との関わりが増えてきました。
そして少し苦手だった小集団での活動に楽しく参加できるようになってきました。

保護者様は、お友達が理解出来ることやひとりでできることが増え、自信がついてきたことや、少しずつ言葉が増えてきたことを喜んでおられますが、ご家庭ではあまり言葉が出ていないようです。

特に今年の夏ごろから言葉も増えてきているので、引き続き、成長を見届けていきたいと話しておられます。
COMPASSとしても今後日々の生活の家族の会話で成長を実感していただけるように促していきたいと思っています。

今も言葉はお友達のペースでお友達なりに増えてきています。
先日も「まって!」と身振りをおこない、プリントを見せながら「あか」「あお」と色の区別を話してくれたことがありました。
いつものやりとりで、自分から「ありがとう」とお礼を言い、気持ちを伝えてくれたこともあったのだとか。

今日もまた別の顔を見せてくれるかもしれないお友達。
本来のお友達は人が大好きで、明るく、みんなを楽しませることが大好きです。
これからもそんなお友達の良さを大切にしながら、COMPASSの活動でも楽しく向上する機会を持ち、日常や社会生活の中で必要となる力を身につけて欲しいと思います。
言葉の習得や数量の理解をさらに促し、自分の気持ちを彩りよく伝えられるように、コミュニケーションの力を向上できるように関わっていきます。

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