COMPASS 岡山 向き合って、模倣して(2)

月曜日のCOMPASSです。
COMPASS岡山のお友達が通い始めてから4ヶ月ほど経過した3月頃くらいからだったでしょうか。
それまで来所のたびに繰り返してきた活動はいつの間にか澱のようにお友達の中で溜まり、お友達に変化をもたらしていったようです。

来所時のルーティンを繰り返し経験してきたお友達は、靴を脱いだり履いたりすることができるようになりました。
先生から促されると、お友達は素直に着座できるようになりました。
向き合って始まる会話は、まだ質問に対してはほとんどオウム返しですが、ぽつりぽつりと言葉で返すこともできるようになってきました。
また、自分で名前が書けるようになりました。

お友達が手放そうとしなかったブランケットは、この頃もいつも持参していました。
とはいえ持ってきているものの、活動の間は横に置いたり、カバンに入れるようにという指示を抵抗なく聞き入れていました。
そこで先生は次の段階に進むタイミングだと判断し、ブランケットをCOMPASSに持参しないようにしてほしいとお願いすることにしました。
見ない日がなかったこのブランケットですが、もう現在は自宅から持参しておらず、お友達もブランケットがなくても情緒が崩れることもなく過ごせるようになってきています。

落ち着いて課題に向かうお友達をご覧になり、お友達が「できるようになったことがたくさん増え、言葉や会話の内容もとても増えたと感じます。」とおっしゃっています。
保護者様が一番気掛かりだった「気持ちの切り替え」という課題も、以前と比べて我慢できることが増え、少しずつですが変化してきていると感じておられるのだそうです。

会話でのやり取りにも変化が現れ、まだオウム返しが多いものの、時折、返事が返ってくるようになってきました。
当初は感情が表情や行動に現れることもなく、顔を合わせることも全くなかったお友達ですが、最近は大きな変化を見せ、楽しいこと、嬉しいこと、残念なことも共感を求めようと先生の顔を見ることが増えてきました。

お友達は来春は小学校への就学を迎えます。
就学に向けて挨拶やそのほかの基本的な生活習慣を身につけ、落ち着いた学校生活が送れるように促していきたいと思います。
さらに人生を豊かにできるよう、言葉でのやり取りを増やし、新しいお友達とも関わり、楽しく交流できるように導いていきたいと願っています。

COMPASS発達支援センター岡山
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