COMPASS樟葉 一つひとつできることを(2)

金曜日のCOMPASSです。
それはCOMPASS樟葉のお友達が通い始めて3ヶ月経ち、8月になった頃です。
少しずつできなかったことができるようになったり、離席を繰り返していたのに座れる時間が長くなってきたりと変化がみられ始めます。

今ではお友達は1時間以上着座保持ができるようになり、先生の指示を座って待てるようになっています。
食事の指導の際も、スプーンを使って食事ができるようになってきました。
クレーンでしか要求を伝えられなかったのに、指差しで欲しいものを伝え、掌を上にして「ちょうだい」という動作ができるようになりました。
自分で靴が履けるようにもなりました。
そして画用紙を渡しても、線や点を書き殴るだけだったのに、お友達なりの絵が描けるようにもなりました。

保護者様が利用開始当時に希望しておられたことは、少しずつ良好な状態へと成長する姿を見せるようになってきました。
残念なことにまだ自主的な発語はありませんが、練習のときに発声できる音が少しづつ増えてきていることを保護者様も評価してくださっています。

ご家族で外食をされた際に「動き回ることなく、椅子に座って待つことができました。」とお友達の様子を教えていただきました。
スプーンを使って食事ができるようになったことをご覧になり、その成長ぶりにお祖父様やお祖母様もびっくりしておられたともお聞きしました。

保護者様は「いろいろなものに興味を示し反応するようになったので、家族でのお出掛けがすごく楽しくなりました。」と話され、また「託児所の先生から『絵が描けるようになってます。』と報告を受けられたなど、幾つもの成長を実感されたことをその都度話してくださるので、職員たちは皆、大変喜んでいるのだそうです。

利用開始から8ヶ月が経ち、お友達は今も毎日何かの煌めきを見せてくれています。
最近、日常動作の課題として重点を置き始めたのは「トイレトレーニング」です。
トイレの成功を目指しながら、時間を決めて誘導したり、トイレで座って排泄できるように促したりと、トイレでの排泄が新しい日常の1つになることを目指しています。

これからは、1つ1つできることをどんどん増やしていけるよう挑戦が続きます。
指示がなくても自分の身支度ができるようになったり、いつでもスプーンを使って食事が取れることの定着を目指します。
人との関わりも、絵本や手遊び等で模倣遊びをしながら周りに合わせて動くことを習得し、集団活動でのルールや決まりごと、マナーを学び、お友達同士で上手に遊べることも目指しています。
そんなお友達同士の交流で、机上で学ぶたくさんの言葉がリアルに使われていることに触れながら、自分から思いを伝えたい!と意欲が芽生え、言葉で発信することを目標とした取り組みが始まっています。

COMPASS発達支援センター樟葉
所在地:〒573-1116
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