COMPASS 飯塚 継続の力がもたらすもの(1)

月曜日のCOMPASSです。
COMPASS.飯塚のお友達が通い始めたのは3年前、お友達が2年生の5月、実はお誕生日の翌日でした。
お友達は、考えることがゆっくりで、難しい課題になると涙を浮かべてしまうそうです。
中でもひらがな、カタカナ、計算、空間認識が苦手な課題です。

そのためCOMPASSを利用する前までは、難しい課題には取り組むことなく、お友達のペースに合わせて学習をしていたのだとか。
また、家族など特に親しい人以外との会話もできず、急な予定変更での切り替えも難しいと言います。

お友達は自分の思いと違う状況だったとき、その感情を引きずってしまう傾向があるのだそうです。
保護者様はそんなお友達に、感情を乱すことなく「まあいいか」と思えるようになってほしいと願っておられます。
また、話をしている人の目を見て話を聞き、行動できるようになってほしい。
お友達が親しいお友達やご家族以外の人との関わり方を学び、優しく接することができるようになってほしいと願いを語っておられました。

個別支援計画では、まずCOMPASSでリラックスして過ごすことができるようになることを目指しました。
計画の目標は、人と上手に関われるようになり、切り替えられるようになることを目指していきます。利用開始の頃は3年生だったお友達です。
楽しく継続できて成果を期待できることとして「リボン結び」「何番目」「脳活キューブ」「ビジョントレーニング」「カタカナ」「食器洗い」といった活動を取り入れることにしました。

当時お友達は3年生でしたが、まだ手先が上手く使えていませんでした。
巧緻性の向上は、さまざまな機能向上に繋がります。
そこで、お友達にとっては難しい課題だったのですが、諦めそうになるお友達を何度も励まし、促し続けて「リボン結び」の練習に毎回10回以上取り組みました。

お友達はやってみて「できない!」と思い込むと「挑戦しよう!」と言う気持ちが萎んでしまうようでした。
そこでリボン結びだけでなく、苦手なことは必ず先生が寄り添い、一緒に挑戦して、一緒に考えるように努めました。

そうして毎週2回、繰り返し、繰り返し、何度も、何度でも挑戦し続け、初めての利用から11ヶ月がすぎた翌年の4月には変化を見せ始めたお友達の姿がありました。
(後編へ続きます)

COMPASS発達支援センター.飯塚
所在地:〒820-0081
     福岡県飯塚市枝国501-10
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