COMPASS川崎 活動から活動へつながって(2)

木曜日のCOMPASSです。
COMPASS川崎のお友達、通い始めてから1年の昨年4月に入ると、お友達の様子に変化が現れてきました。
まだひとり遊びが多いものの、小集団活動になると、先生の近くに座って話は聞いているようです。
体操でも少しづつ先生の模倣をする様子が見られ始めました。

会話の活動でも、できるだけ機会を作って自分の気持ちを言葉で表現できるように促しています。
語彙もだいぶ増え、お話しもできるようになってきて、先生と上手にコミュニケーションが取れるようになってきたお友達ですが、イヤイヤ期なのか、会話全部が「イヤ!」になってしまいます。

すぐに離席していたお友達が着座姿勢を保ち、集中する時間を伸ばせるように促しを続けています。
今では「知育いす」は卒業し、普通の椅子に座って45分間離席することなく課題に取り組んでいます。
また着座時間が伸びただけでなく、集団活動に誘っても嫌がらずに参加できるようになりました。
活動への意欲を1つ獲得し、また次の活動への意欲を育て、成長がつながってきたという感じです。

そんなお友達をご覧になった保護者様は、随分とコミュニケーションが取れるようになってきたと評価していただいています。
また言葉で痛みや不調を伝えてほしいと願っておられましたが、COMPASSでも先生には「ここが痛い」と少しづつ伝えられるようになってきています。
危険への認識が身についてくれるよう、また、落ち着いて過ごせるようになってほしいという保護者様の願いについては、現在も継続してお友達の日常が注意深くなっていくよう願いながら継続して伝えています。

保護者様は、コミュニケーションが一方通行になりがちなので、良い距離感が保てるようになって欲しいとは話されています。
ご家庭で「怒られた」という状況がいまいちわかっておらず、笑ってしまうことがあるのだそうです。
それで、相手の喜怒哀楽がわかるようになってほしいと願っておられます。

保護者様のご要望に応えられるよう、小集団活動に参加する機会を増やし、保育園での集団活動に困らないように支援していきたいと考えています。
今も少しずつ会話の力は上達していますが、更にお友達同士で会話のキャッチボールを楽しめて、会話が続くようにと願い、コミュニケーションに必要な適切な距離感で会話をしたり、関われるように促していきたいと考えています。

COMPASS発達支援センター川崎
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