COMPASS JUMP! 伝える技術・伝える思い(1)

月曜日のCOMPASSです。
COMPASS JUMPに昨年春から通っているのは現在年長さんのお友達。
今年の春には就学ですが、まだ文字の読み書きができませんでした。
はっきりした言葉ではなく、幼児独特の発音で話そうとするので、伝わりづらいこともあるのだそうです。
保育園で自分の思い通りにならないとき、お友達は癇癪を起こして、パニックになることがあったそうです。

保護者様は、学習面では文字など就学前にできるなら身につけてほしいと、また、発音が幼児発音なので、ちゃんとした発音を身につけてほしいなどと伝わる言葉で話せるように願っておられました。
また、お友達と会話をしていても、突然話が飛ぶのでわかるように話してほしいと希望しておられました。

個別支援計画での目標は、まずは基本語彙を増やし、しっかりとした発音ができるようになることです。
そしてルールや決まりがあることを知り、活動に参加できるようになることを目指していきます。
こうしてお友達との活動の毎日が始まりました。

おしゃべりが始まると止めどなく続く傾向のあるお友達、やはりお聞きしていたように、お友達としては伝えたくて話していますが、次々と話題が飛ぶため、結局何について話しているか分からなかったと言います。
それだけでなく、先生が説明をしている最中にも説明中に自分勝手に話し始めるため、話す順番があることを教え、また「先生が話しているときは、遮らずちゃんと先生の話を聞くこと」だと伝えます。

幼児独特の聞き取りづらい発声を改善するために、口まわりの筋肉を鍛えようと息を吹く練習などをおこないました。
そこで聞き取りづらく、わかりにくかったことは「〇〇のこと?」など質問するようにして、何について話しているのかを明確にするように促していきました。

周りのお友達との関わりかたでも一方的なことが多かったため、相手の顔を見て、ペースを合わせて話すように何度も促してもいきました。
そして半年が過ぎた昨年10月には話している相手の顔を見て、聞き取ろうとする姿勢が見られるようになってきました。
(後編へ続きます)

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