COMPASS JUMP! 伝える技術・伝える思い(2)

水曜日のCOMPASSです。
COMPASS JUMP!のお友達、半年が過ぎた頃からは、まず聞く姿勢に変化が見られるようになってきました。
それまでは先生が話している最中に会話を遮って自分の話をし始めたり、始めた話もすぐに別の話題に変わってしまうことが多く、会話が続きませんでした。

それが昨年10月頃からは、先生の説明を聞くときでも、静かに聞いている時間が長くなってきました。
また会話でも、以前は「え?知らないんですか?当たり前だよ!」とばかりに、自分の話題は誰でも皆知っていることだという目線で話していたところがあったお友達なので、周りのお友達も関わりづらかったように見えていましたが、そんな上から目線の話し方も変わってきました。

この頃からは目線は同じ高さにあって「〇〇のことについてですよ。」と、自他の区別ができるようになった話し方が増えてきたそうです。
自分と同じ考えではないことに気づき、自分の世界と、他人の世界は違うことを区別した会話ができるようになってきて、言い方も優しくなってきているのだそうです。

そして幼児的な話し方だった発音が聞き取りやすくなってきたことも手伝って、会話はスムーズになっていきました。
学習面でも集中が伴うようになってきたので、着座して集中できる時間も増え、ひらがなの読み書き・数の認知も進み始めてきました。

保護者さまは、お友達が自分からノートを見せにきてくれて、それがとても嬉しかったと話してくださいました。
COMPASSで学習した「ひらがな」「数字」などへの興味がわき始めて、ご自宅でも書くことが増えているのだそうです。

お友達は、最近では以前のように自分の意見を通そうとするのではなく、周りのお友達の意見も聞くことができるようになってきました。
余暇の時間にも周りのお友達と相談して絵本を選んだり、譲歩できることが増えてきているのだそうです。

春になれば、いよいよ就学です。
学校生活が本当に楽しく、実りある毎日になるように、例えば言葉では基本の理解語彙を増やし、言葉のチョイスも経験を積んで学び、相手を傷つけない話し方を身につけ、集団の中にいても先生の説明などを静かに待って聞くことができるようになるといったことを目指していきます。

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