COMPASS中津Neo 17歳の春から未来へ(2)

木曜日のCOMPASSです。
中津Neoのお友達は、内に籠っていたお友達自身の可能性を少しずつ出すように成長を遂げていきました。
徐々に手放せたこだわりや、受け入れられるようになってきたときはその度に大きな成長が認められました。
やがて支援学校の中等部から高等部に進学するタイミングで、お友達の意識の変化が見られ始めました。
そして現在では職場体験等を経て、社会人に向けた輝くような意識の表れが見られ始めています。

お友達は自分の興味関心を大切にしながらも、タイムスケジュールも意識できるようになり、残り時間を確認してどこまで残り時間で活動ができるだろうかと先生に意見を求めるようになってきています。
時間調整を考えるようになってきてからは、全般的な切り替えも早くなってきているのだそうです。
時間・周囲の状況を見たうえで自分を客観的に見ようとする意識の高まりが見られるようになったことは大きな成長です。
「高校3年生になるので、もっとシャキシャキしようと思う!」と話したり、なかなか治せない「爪噛みもやめないとな…。」などと、最近は自分自身で言うこともありました。

先生からの助言や提案を全身で拒否していたときは、耳を塞ぎ、拒絶するような激しい拒否の行動を見せていましたが、次第になくなっていきました。
例え受け入れがたい状況でも一旦聞き入れ、自分の中で消化しようとする姿勢が見られるようになりました。
そして先生へは敬語で話すようになり、周りのお友達とも積極的に話しかけ、楽しそうに過ごし合う場面が増えてきています。

学校の選挙活動で敗退したとき、相手の当選を喜び、讃える姿をご覧いなった保護者様は、思いやりの心が育まれていることを実感しているとおっしゃっています。
自分を客観視できるようになってきて、自分の能力と目標とのギャップに気付いて、現実的なラインに修正しすることを考えられるようになってきたとおっしゃっています。
切り替えについてはご家庭でも声掛けは必要ではありますが、次の行動に移るまでがスムーズになってきています。

お友達や先生にちょっとでも咳が出ていると、いつも「大丈夫?」とすぐに声をかけてくれる優しさを見せてくれていて、「ああ、いよいよ社会に出ていくんだなあ」と、お友達には自分でも少しずつ心構えを作っていこうという意識が感じられます。
先生との会話で敬語を忘れていると自分で気付いたときには「あっ!」という表情ですぐさま言い直す姿絵お見せるなどを見ると、17歳・高等部3年生はまさに青春真っ只中、いろいろな大変さもあるが、きっと乗り越えていけるのではないかと先生みんなで期待しています。

社会に出るまであと一年と少し。
お友達が自分の「在りたいと思える姿」を人生でも思い描けるよう、COMPASSでの活動を通じてイメージを育てていきたいと思います
また、お友達関係交流でたくさん笑顔を見せるようになっているので、今後も良好なお友達同士の関係を継続するためにもお友達自身が考えて思考から行動への舵取りを支援していきたいと考えています。

COMPASS中津Neo
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