COMPASSそがわ 言葉の壁を超えて(2)

金曜日のCOMPASSです。
COMPASSそがわのお友達が通い始めてから3ヶ月が経った頃、少しずつお友達に成長への変化が見られ始めました。
そもそもお友達の利用が始まったのは一昨年の12月末。
長期休みの時期にお休みするお友達は、年末年始のお休みにかかってしまい、あまり利用する機会がなかったことも当初は成長がゆっくりになってしまった原因でした。

もう直ぐ3年生に進級するお友達。
お友達は生活の環境、学校、そしてCOMPASSにも慣れてきて、少しずつ学習への取り組みができるようになってきました。
活動にも取り組めるようになり、学習もお友達の習慣になり始めてきています。
言葉の学習も少しずつ進み、日本語でコミュニケーションが少しずつ取れるようになってきました。

授業中の着座が継続できるようになり、待つことが少しずつできるようになってきました。
先生やお友達の話を聞くこともできるようになり、待つことや我慢することもできるようになってきています。
近頃は学校で褒められることが増えてきて、表情も明るくなり、自信が見られるようになってきました。

以前は道路やお店など、自分が興味のあるものを見つけると、見境なく走って行っていたお友達。
外出時の行動について安全を目指した助言で、飛び出しなどが防げるようになってきました。
危険な行動はどんなことか繰り返し説明し、今も道路歩き方を説明することで、事故や危険への予防に繋げられることをアドバイスしていると言います。

人との関わりでも、お友達は小さなお友達との交流を好み、近くの幼いお友達が気になって、いきなり近づきすぎる傾向があるので距離感を掴むことが難しいようです。
小さなお友達のみならず、COMPASSでは利用のお友達が入室するたびに「こんにちわ」と挨拶に行ってしまいます。
近すぎたり遠かったり、どうすればコミュニケーションがより円滑にできるようになるのか、お友達と先生と皆で模索中です。

保護者様からも「少しずつ改善が見られている」と評価していただいています。
ただ、他の課題が見え隠れしている状況に変わりはなく、今後どのように対応すべきかをCOMPASSとも話し合いを続けているのだそうです。

これからも日本で暮らし、成長への道を歩んでいくお友達には、まだまだたくさん知るべきこと、学ぶことがあり、少しでも一人でできるようになることを目標に掲げています。
言葉の壁を越え、さらに円滑なコミュニケーション、そして対人関係の構築、社会性を身に付けることを目指し、先生ともより関わりが深くなり、気持ちも、言葉ももっと伝わることを願いながら、丁寧な関わりを続けていきます。

COMPASSそがわ
所在地:〒761-0433
    香川県高松市十川西町171-4
連絡先:087-899-5238

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