COMPASS鹿児島 言葉へ続く道のり(2)

金曜日のCOMPASSです。
言葉の不明瞭さで伝わらないことが最大の困りごとだったお友達。
あれから来所のたびに繰り返し、繰り返し、発語の改善に取り組んできました。
諦めない姿勢で取り組んできた言葉に続く道のりに変化が見られてきたのは就学を前にしたちょうど昨年の今頃でした。

自信がついてきたのか積極的に話そうとする意欲が見られるようになってきました。
経験を重ねてきた言葉の改善につながる活動で発音も明瞭になり、今では初めて会話する相手でも『何を言っているか』がかなり伝わるようになってきたことが自信につながっているようです。
また、活動の見通しも立てられるようになり、集団指示への理解もできるようになってきています。

保護者様も言葉の伝わりには一定の評価をしていただいています。
そしてこれからは「話し言葉の長文化、文字、場面にによって変わる数字の意味の理解」を進められるよう1つ上のステップを目指してほしいと話され、また「身の回りのことに興味を持ち、自分でできることを増やしていきたい。」と身辺自立の成長も希望しておられます。

最近では、できなかったことができたときに「ありがとう」とはっきりと伝えられるようになったり、ご家族から「兄弟と言葉でうるさいくらい話しています!」と嬉しいご報告を受けたりと、先生達の喜びもひとしおなのだそうです。
周りのお友達と「ふざける」ことも学んだようで、楽しそうに年齢の近いお友達と一緒にふざけ合う様子も見られるようになってきました。
今、COMPASSでは、お友達とおしゃべりしながらブロックやかるたなどで楽しく遊ぶお友達の姿が当たり前の日常になってきています。

小学校2年生になったお友達。
これから学年が進むに従って複雑化する人間関係や言葉の表現を理解していくことが求められます。
そんな周りの人との関係性の中で折り合いをつけながら自己実現をしていくことができるように、『感情のコントロールが上手になること』『更なる発音の明瞭化』そして『見通しを立てて行動できるようになる』と言う課題を超え、言葉だけでなく、明るい未来に続く道をしっかり支えていきたいと思います。

COMPASS発達支援センター鹿児島
所在地:〒890-0073
    鹿児島市宇宿1丁目29番24号セントベナージュ・ドナ1階
連絡先:099-202-0138

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