COMPASS本部教室 言葉を得る、未来を紡ぐ

COMPASSのお友達は、着座ができるようになると「月例プリント」というCOMPASSのオリジナル教材で学びます。
「月例プリント」は、お友達の発達段階や集中力などを考慮してレベルやボリュームを変えていきます。
プリント以外で定番の「あいうえお唱和」や「ひらがなのうた」などは、平仮名が全く読めないお友達も、皆と一緒に真似るのは楽しそうです。

今日は、COMPASS本部教室に通っている児童クラスのお友達をご紹介します。
2018年4月に初めてコンパスを訪れた年少さんのお友達。
保護者のかたは、言葉の遅れをとても心配しておられました。

通い始めの頃、COMPASSはお友達にとって異空間のようでした。
「あいうえお唱和」や「ひらがなのうた」で皆んなで楽しむどころか、絵本にでさえ興味を示す事もありませんでした。
お友達には最初のプリントとして「月例プリント・A-1」からスタート。
頑張って週5日通ってきて、少しずつ変化が見られるようになりました。

5月に人差し指で「ひとつ」と言えるようになりました!
継続して発語を促し、プリントも同じものの繰り返しと同時に少しずつレベルも上げていきました。
学習態度も変化が現れます。
個別での指導でプリントを行う際には出来ることが増えていくと積極性も見られるように。

一旦知識を吸収しだすと、お友達の興味はどんどん広がりを見せます。
7月には1~3までの数量把握が出来て、2語文も話せるようになりました。
8月からはプリントも多岐にわたってこなせるようになり、「ひらがなのおけいこ」「かずのおけいこⅠ」の取り組みも始まりました。

10月には「かずのおけいこ」が終了。
ひらがな50音も全て読めるようになりました。

11月には月例プリントもB-12まで進み、12月には「ひらがなのおけいこ」も終了。
自分の名前をひらがなでお手本を見ずに1人で書けるほどに成長しました。

今では問題を自分で読むことが出来るようになり「月例プリント・C-10」まで進めています。
お友達の頑張りは継続しています。
毎週月曜日から金曜日まで、幼稚園が終わってから夕方5時まではいつもCOMPASSで過ごします。

保護者の方があれほど心配し、悩まれていた言葉の発達面は目を見張る変化が現れました。
お友達の頑張りはとても素晴らしくて、ご家族の心配をよそに、この10カ月でよくおしゃべりが出来るように。

あいうえおの唱和に興味を示していなかった4月当初が嘘のように、口唇を使ってしっかり「あいうえお唱和」に参加出来るようになりました。
同時に情緒面も成長し、会話を楽しめるようにまで成長したお友達。
お友達の変化とともに保護者の方からも厚い信頼を寄せて頂き、送迎時などにいつも感謝の言葉をかけて頂きます。

もうすぐ進級の季節、4月になればお友達は年中さんへ。
これから課題もステップアップしていきますが、頑張って達成する喜びをもう知っているお友達は、もうきっと大丈夫。
キラキラした瞳で「僕、できるよ!」とたくさん聞かせてくれることでしょう。

COMPASS発達支援センター本部
所在地:〒800-0251
    北九州市小倉南区葛原1-2-35
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