COMPASS熊本東 防災訓練

水曜日のCOMPASSです。
COMPASS熊本東から防災訓練の様子が届きました。
熊本東は、あの大地震の後に新築された最新の耐震構造の建物です。
しかしすぐ近くに川があることや、上層階が住宅なので、大雨の際の水害や火災への備えも必要です。

始める前にも避難するときに慌てないこと、注意することやどう動くかしっかりお話を聞きました。
避難訓練の数日前から先生達も準備万端です。

例えば、お友達の頭部を守るため、事前に百均のクッションを利用した防災頭巾を制作。
日頃は背あてクッションとして使われます。
避難経路には危険がないか、お友達を連れてどう逃げると一番安全なのか、下調べも怠りません。

訓練の設定は、突然、大きな揺れが来て、一時避難として机の下で鎮まるのを待つ。
次いで、階上の部屋から出火したという警報が鳴り、それを受けて直ちに避難するという設定です。
さあ、先生の合図で訓練スタートです。

「地震です!地震です!」と先生が大きな声で警告します。
「頭を守って!皆、潜って!」
お友達はその合図で、先生の誘導に従い、防災頭巾を被って素早く机に潜ります。
「揺れが収まりました!みんな無事ですか?」と先生が掛ける声に応じて、お友達は机の下から這い出します。

「全員無事です!」と口々にお友達の声。
ホッとする間も無く「火事です!」と声が響きます。
「皆、避難しますよ!落ち着いて行動してください!」と、先生が声をかけます。

お友達は落ち着いて、でもできるだけ急いで靴を履き、逃げる準備をします。
その間、先生の一人が一旦外に出て、車や落下物などの安全を確認 、さあ出発です。

先生は、非常持ち出し袋や大事な書類を抱え、お友達は先生と手をつないで順番に外へ。
避難先はすぐ隣にある郵便局の駐車場。

慌てず、騒がず、誰も大きな声をあげたりもせず、お友達はしっかりと手をつないで避難できました。
ここでも点呼、体を調べて怪我などないか確認です。
こうして無事に防災訓練は終了しました。


今年も全国で色々な災害が起こりました。
起こって欲しくない地震や火事ですが、いつ何時災害はやってくるかわかりません。
万が一の時、正しい行動を取ることは、子ども達の命を守ることに直結します。
 
定期的に、防災への意識を高めるお話や避難訓練を繰り返すことは、命を守るための行動です。
COMPASSでは、これからも全ての事業所で防災に対し、万全の備えを続けていきます。
 
COMPASS発達支援センター熊本東
所在地:〒862-0970
    熊本市東区渡鹿8丁目9番22号
連絡先:096-321-6788

初めての方へ

COMPASSの療育手法
ご利用者の声
COMPASS施設一覧