COMPASS中津 楽しい毎日となるように・・・

水曜日のCOMPASSです。
COMPASS中津のお友達も昨年3月から利用を始めたお友達です。

お友達が初めてきたのが昨年の春。
1年後には小学校へ入学することを睨み、新しい環境で他のお友達と上手くコミュニケーションが取れるようになって欲しいというご希望でした。
どんな状況でも自分から「困ってる」とか「手伝って」などが発信できないというお友達。
自発的に発信できるようにと願いを語られます。

当初のお友達はいわゆる「手がかからない」タイプでした。
奇声を上げることもなく、走り回ることもなく、大人しい。
個別指導で見せる横顔は「ひらがな」の読み書きがしっかりできて、離席もほぼなく、落ち着いて課題に取り組んでいました。
一方で集団活動では様子が全く異なり、歌やリズム運動などにも興味を示さず離席してしまいます。

そんなお友達にCOMPASSが用意したプランは
「色々な集団活動を経験して適切な意思表示の仕方や相手からの意思伝達を理解できるようになる。」というもの。
ピカピカの一年生になって、仲良くお友達と過ごせる楽しい学校生活を目指して、COMPASSのスタートです。

個別指導の基本姿勢が既に出来ているお友達ですが、プリントA1から始め、あいうえお表の唱和、絵カード、表情カード、シール貼り、お箸の練習などの課題を日々頑張っていきました。
日を追うごとにお友達はしっかりと課題をこなすだけでなく、最後までやり切ることを意識をしているようでした。

ご家庭でも、お箸の持ち方など、COMPASSで出来るようになったことを褒めていると、それが自信に繋がった様子で、色々な出来事をあれこれお家で話して聞かせてくれるようになったと嬉しいご報告を頂きました。

さてお友達、小学生になったら、授業、休憩、昼食など決められた時間を意識しながら皆と一緒に動く必要があります。
そこで1日の流れとして朝・昼・晩「何をする?」という、ボードやマグネットを使った学習を開始しました。

お友達は、自分でこの時間に何をするのか、計画を立て、そのスケジュールを意識するようになってきたといいます。

苦手だった集団での関わりは、絵本の読み聞かせや簡単なゲームに関しては、楽しんで参加できるようになってきました。
より活動的な歌やリズム運動には変わらず興味がないようで、進んで参加する姿は見られませんが、離席することは無くなり、他のお友達の様子をじっと見つめるようになってきました。

とはいえ、ことあるごとに自分から発信してみよう!という様子の変化が現れてきました。
例えば、困った時は先生に「手伝って」と言えるようになってきたこと。
これはとても大切な大きい変化です。

小さな子どもにとって小学生になるということは、憧れで、生活が一変する大きな生活の変化です。
そのお友達の中の大きな流れで上手に泳いで欲しいと願い、残された日々を入学に向けて取り組んでいます。

名前を呼ばれたら真っ直ぐ手を伸ばして「はい!」と元気に返事ができるように。
給食の時間が、皆で過ごす美味しく楽しいひとときになるように。
着替えたり、トイレに行ったり、登校や下校でも安全に楽しんでできるように・・・
新しい生活が楽しいものとなるように願いながらCOMPASSは一緒に頑張っています。

COMPASS発達支援センター中津
所在地:〒879-0123
    大分県中津市大字田尻1164-1
連絡先:0979-64-7108

(事業所名をクリックして頂くと、事業所案内ページへ。電話番号のクリックで電話がつながります。)
Copyright(c)2018@compass328 T.0. All Rights Reserved.

初めての方へ

COMPASSの療育手法
ご利用者の声
COMPASS施設一覧