COMPASS熊本 不安から「大丈夫!」へ

月曜日のCOMPASSです。
COMPASS熊本に保育園から通い始め現在小学2年生になったお友達がいます。

写真はイメージです

 

4年前、保護者様は、ほとんど言葉を発することのないお友達をとても心配しておられました。
こちらの話はしっかり理解していますが、言葉を口にすることはありません。
特に大人、とりわけ男性が苦手なようで、男性の先生の顔を見ることもなく、視線すら逸らしてしまうという状態でした。

写真はイメージです


保護者様と十分な時間をかけて話し合い、お友達が想いを声に出せるように、慣れない人や場面でも屈託なく笑顔を見せてくれるようにと願いながら支援計画は立てられました。

COMPASSではお友達のペースでゆっくりと心を開いていけるよう、少しずつでも積極的に人と関わっていけるように集団活動を通して学びの場を、個別ではひらがなの習得、語彙の獲得を目指しました。

写真はイメージです

 

見慣れない場所も苦手なお友達、COMPASSでもかなりの期間、硬い表情のままでした。

お友達は周りから身を隠したいかのように、まさに殻に籠るような様子でした。
個別と時間を分けて毎日行われる集団活動。
「あいうえお」唱和など、前に立って発表するという場面があります。

写真はイメージです

 

そんな時お友達が指名されると、下を向いて泣いてしまう場面もありました。
それでも毎日繰り返し、きっとイヤイヤだったとは思いますが、経験を確実に重ねていくお友達でした。
やがてプログラムは、少しずつステップを上げて、集団活動での発表、日記などの会話振り返りにと歩みを進めていきました。

写真はイメージです

 

保育園から新1年生になる頃、その変化は見られるようになりました。
大人と会話をすることや、集団の前で発表することが難しかったあのお友達が、自信がなくうつむいていた集団活動で、自ら「はい」と手を挙げる場面が見られたのです。

写真はイメージです

 

それからは、だんだん集団の目でハキハキと大きな声で返事をして、発表出来る場面が増え、大きな成長が見られています。
また、ご挨拶は関わりのきっかけとしてとても大切なものですが、それもとてもスムーズに行えるようになりました。

写真はイメージです

 

日々の繰り返しでできるという経験を積む、これはとても大切な学びになります。
お友達の中にあった不安も、この経験値が上がることで「大丈夫!」になって行ったようです。
これからも初めての場面でも落ち着いて恐れず対処出来るよう、いろんな環境や場面設定での対応を一緒に学んでいきます。

COMPASS発達支援センター熊本
所在地:〒861-8074
    熊本市北区清水本町22番34号
連絡先:096-342-4458

(事業所名をクリックして頂くと、事業所案内ページへ。電話番号のクリックで電話がつながります。)

初めての方へ

COMPASSの療育手法
ご利用者の声
COMPASS施設一覧