NO211.疾風迅雷…
NO211.励ましのメールありがとうございました
先般のNO208.鬼は外…の記事の影響を懸念しておりましたが、想像以上に沢山の励ましのメールや応援メールを頂き誠にありがとうございました。
本記事を読まれていらっしゃる皆様のお子様を思う熱心さと、高い見識と、何より慈愛のお言葉に深く感動致しております。
実は記事そのものは、節分の日には書いておりました。更新許可が得られるまでスタッフから差し止めとなっており、何度も書き直してようやく公開に至りましたので、最後は少々気が抜けてしまいましたが、周りは心配しておった次第です。
翌日メールソフトを起動させた時、怒涛のように沢山のメールをご送付頂いておりましたので、太い回線を使っておりますが、お子様の写真添付メール等も多く、読み込みにも時間がかかりドキドキ致しておりました。しかし開封しますと、どれも励ましのお言葉ばかりが綴られており、皆様から沢山の元気を頂く事ができました。ありがとうございました。
全てにご返信出来ればと存じますが、200通を超えており、まだまだ頂いている最中で本書面をもって激励メールの御礼とさせて頂ければと存じます。
本当に、あたたかいお言葉ありがとうございました。頂いたお言葉を糧に更に子ども達と向き合て参ります。感謝、感謝です。
頂きましたメールは1通1通目頭を熱くしながら全部拝読させて頂いております。併せてご相談頂いているメールに関しましては、問題の大きな物を優先させて頂きますのでよろしくお願い致します。
私達に足りない事は…
今回改変につぐ改変で1週間かかったのですが、私もその間に今回の問題を含めて、自問自答を繰り返しする事ができました。一番の問題は偏見だけではなく、私達の療育支援方法が公知出来ていない事も大きな要件ではないかに気付く事が出来ました。
ネット時代となりましたので一昔と異なり情報発信は容易くなりましたが、情報量があまりにも多すぎて、本当に必要な情報を如何に広めるかが、今後私達が極めねばならない課題の一つであると認識する事が出来ました。沢山の皆様にお読み頂いておりますが、より多くの方々に療育支援の本当を知って頂く努力をしなければならないと感じております。
顧問の先生に「出る杭は打たれるが、出過ぎた杭は打たれない。」と言われた事があるのですが、活動範囲は、まだまだ半径50キロが精一杯で、力のなさを感じます。1施設で年に30名弱、現在4施設春には6施設が開設できると思いますが、それでも成果を得られるのは200名に足りません。
沢山成果を出し続けて行く事もしなければなりませんが、広く公知を求める事が、新たな療育の潮流を作るカギとなり、支援から少し離れて、広く行政や識者を巻き込んだ活動も必要で、専門学会での報告や、研究発表を行う事も視野に入れなければと考えております。今年は論文の作成等も頑張ります。
一般周知を広める為のTwitterやFacebook等のソーシャルユーティリティサイトの活用も行わねばならず、若手のスタッフの方達に取組みをはじめてもらう必要性も強く感じる事となりました。※私は今はラインもしていません。お友達申請も苦手でストップしてしまいました。忙しくなりすぎて仕事が出来ませんでした。皆無知ですので、お詳しい方がおられたらご助成頂ければ幸いです。
「良い物が指示されるとは限らない」
ある勉強会で聞いたお話ですが、良い物でなくても、広報がうまかったり、タイミングが良かったり、価格の差があったり、デザインが良かったり、信頼できる人が使っていたりすると好感をもたれるのだそうです。何より皆が知っている物、皆が使っている物が安心で全体のスタンダードになりえるのだそうです。
新しい波を起こすのは困難で、最初は徐々に広まり、その動きが断続的、継続的に行われれば、徐々に波の高さが生まれ、あるポイントに達した時点で、成長が加速し取り巻く環境が激変するとの事で、私達は支援し続ける事でこの波を呼ばねばならないとのお話でした。
つまりCOMPASSで、子ども達の成長と進歩を獲得し続ける事で、いつかスタンダードになりえる事が可能との事で、10年20年かかってでも積み上げる事により、状況を一変させる事が可能であるとのご指導を頂きました。
1人では限界が、私達だけでは大きな波にはなりません。
実は私の事を鉄人で、老いない、死なないと思われている方とよく逢います。私は妖怪ではありませんので非常に脆弱です。3年に1度くらい入院しています。無理しすぎと言われますが、見た目ほど強靭ではありません。顔つきと体力の相関関係はありません。
最近はよく寿命を考えるようにもなりました。あと何年子ども達をみれるのか、恐らく1万日もありません。現在50名のスタッフで取り組んでおりますが、私達だけでは力がたりません。皆様の力を貸して頂ければと願います。1年でも1ヶ月でも1日でも早く最新の支援の輪で成長をもたらす事が急務なのです。
今ご支援させて頂いているお友達の成果が新しい波で先駆けであると思います。新しい療育支援の結晶です。そして保護者の皆様は、お子様の成長や進歩の様子を喜び、正しく評価し、同じ悩みを持つ方々に教えてあげて頂けれる事を希求致します。どうぞ情報を共有してあげて下さい。
お子様の成長ぶりを喜んで、心から自慢して下さい。何がどう成長したか、どうやって良くなったか、困っている方と出会ったら、どうぞ導いてあげて下さい。ご面倒でしょうが、ご家庭でしている取組みを教えてあげて下さい。
将来を悲観し諦めているお母さん達に、子ども達の可能性を示してあげて下さい。何より実際に成長や進歩を獲得頂いたご家族が教え、導いてあげる事が一番です。
どうか保護者の皆様が先生になってあげて下さい。
私達の代わりに子ども達の可能性や、出来る事を教えてあげて頂けれ1人でも多くの方を笑顔に出来ると信じます。
国内48都道府県、現在3県にて4施設、春には4県にて6施設になる予定です。1カ所目の開設が2013年9月ですので、約1年半で6施設開設に18カ月かかりました。平均すれば1箇所3ヶ月です。私どもは小さな組織ですのでこのペースでも正直精一杯でした。
1県に1箇所最短3ヶ月でつくれたとしても残り44都道府県ですので単純計算で132カ月、実に国内の都道府県に1箇所開設するだけでも11年必要となります。実際は倍の20年必要かもしれません。
私が30代ならよかったのですが、余命を考えると不安もよぎります。これからも成果を出し続け、一人でも多くの笑顔を獲得するために尽力し、広報に努めたいと思いますが、どうぞ保護者の皆様はその先達としてお力をおかし頂きたいと願っております。
どうか困っている方がおられたら、教えてあげて下さい。
理解できそして、正しく導けるのは当事者だけですから…
たくさんの優しい、愛のあるお言葉ありがとうございました。
私達は粛々と歩みを進めます。
皆の笑顔を求めて…