NO235.COMPASS岡山 施設見学とご面談の様子…
NO235.桜満開、晴天の開設初日…
4月1日、COMPASS岡山の施設見学&相談会を実施し、沢山の皆様にご来所頂きました。開設にあたりましてご尽力賜りました、行政関係の皆様、連携医療関係の皆様、発達障がいのお子様のご家族にお声掛け下さいました各障がい者支援団体の皆様にまずは心から御礼申し上げます。
4月はCOMPASS岡山、COMPASS丸亀の2施設の施設開設が重なりまして、御礼のお手紙も出せずじまいとなっており、落ち着きましたらあらためましてごあいさつにお伺いしたいと考えております。この場をおかりしお詫び申し上げます。
COMPASS丸亀の準備もございましたので、当日私は、瀬戸大橋を一路岡山へ
告知から僅か数日でございましたが、20名余りの皆様をお迎えする事が出来ました。正面のドアの向こうにも相談室があるのですが、私共の噂をききつけ沢山の保護者の方々がお出でになられました。
お子様の状況に併せて、個別にお話をさせて頂いた後、私共の療育成果をまとめた動画をご覧頂きました。(この動画に関して毎回沢山のお問合せを頂いておりますが、一部の大学等の研究機関を除き、残念ながら、個人情報保護の観点から一般公開は不可能で、施設見学の中でしかお見せできません事ご了承下さい。顔出しOKを頂いているお子様も数名おられますが、まとめるまでに時間を要するかと存じます。)
成果動画はお子様の成長を予測できるツールであり、信じられない程の療育成果をご確認頂く事が可能です。ダウン症のお友達、自閉、多動、能力遅滞、言語の遅れ、情緒問題等のを克服していていく沢山の子ども達の成長のご様子をご覧頂く事が可能です。どうぞ施設見学にお出で下さい。そしてお子様の成長した姿をそこに見出して頂きたいと思います。
待っている間も、せっかくおいで頂きましたので、子ども達にも本当の療育を経験して頂きました。上の写真左は、体幹トレーニングを行っています。右側のお友達は、言葉の構成をツールを使って学んでいます。皆楽しそうでしょう…?
こんな僅かな時間でも、体幹が整うと、ほらこの通り、きちんと椅子に着座して学習姿勢を確保し課題に取り組む事も出来るのです。
今度は別のお友達も、着座から更に、運筆へ進み、文字の習得に入る事が出来ました。
そして、初めて意図して書いた「し」と「つ」と「く」です。僅か相談を受けている1時間程で3つも平仮名を覚えて帰る事が出来ました。※「つ」は持参のメモを逆さまから書いてしまっていますが、りっぱは「つ」で本人もご家族も大喜びです。
こんな指導があったのかと、涙された保護者の皆様も少なくありませんでした。職員も思わずもらい泣きする一幕もございました。しゃべりぱなしの8時間でしたが、沢山の元気を頂ける一日となりました。
伝聞の域ではありましたが、「子ども達に指導する事により家族関係が壊れる…」等と信じられない事を説いておられる支援者もおられるようで、今まで何だったのかと激怒されたご家族も数組ございました。
悲しい現実ではございますが、私達はこれらの過ちを正すためにも、最新の療育手法をもってお子様の成長と進歩の獲得に努めて参りたいと存じます。療育という言葉が生まれたのは今から二十余年前、福岡(北九州)労災病院の先生が説かれた言葉で、当初は医療と福祉を一緒にするのかと揶揄されたとお伺いしており、私共の療育手法も多くの方々に認知して頂くまでには長い月日が必要であると覚悟しております。
1人でも多くの子ども達の成長のチャンスを作り、1人でも多くの方を笑顔にする事。沢山の笑顔を獲得する術がある事を社会が認知した時に、新しい療育支援のスタートがなされると考えております。
その為には、1人でも多くの成長を進歩を獲得する事がまずもっての私共の使命であると考え、昨年6月に大分のCOMPASS中津に第2施設を開設致しました。
それから僅か10カ月程で、一般社団法人設立、相談支援事業を開始し、COMPASS、5施設の開設に踏み切りましたのも、1人でも多くの成長を獲得し、私共の教育手法を公知して頂く為の取組みです。(まだまだ開設予定です。)
京都や大阪のような遠方からの通所希望者を受け入れていおりますのも、1つでも多くの成長を獲得するためであり、その積み重ねがいつかどこでも同じ支援が受けられる状況を創設する事が出来ると信じて取り組んでおります。
4月には一般社団法人 特別支援協も立ち上がり、大学等の専門機関からも多くの先生方を顧問にお迎えしてさらに支援の輪を強固に作り上げたいと考えておりますので、どうぞご期待下さい。
次回はCOMPASS丸亀の様子や、12月に開設したCOMPASS高松の成果報告、そして1月に開所したCOMPASS吉富での成果報告と活動報告をお知らせし致しますので、楽しみにお待ち下さい。