NO215.備えあれば…
NO215.憂いなし…
平成7年1月17日におこった阪神大震災から20年がたちました。当時私は30代前半、私もボランティアとして10日間、2度にわたって現地に入りました。
最初の10日間は今での常識を覆される事の連続で、どこから手をつけてよいのかわからない、無力さを思い知るばかりで、ただ茫然と立ち尽くした事を覚えています。
2度目のボランティアはちょうどバレンタインでポートタワーが赤色にライトアップされ、沢山の人達と涙した事を覚えています。
それから20年…今年1月31日土曜日大阪医科大で開催された「日本ダウン症療育研究会」に参加するため大阪へ向かい、翌々日ようやく20年ぶりに神戸を訪れる事が出来ま感慨深い出張となりました。
いつ何が起こるかわかりません
地震、津波、豪雨等による交通遮断、そんな時必要な物は沢山ありますが、個人で準備できるのは防災に備えた備蓄です。
COMPASSでは、様々な災害に備えた防災準備を進めております。
避難経路の確認や、年に数回行う避難訓練に、連絡網の確保等必要な物は山ほどあります。※安否確認メール網の導入等最新のシステム導入を行っております。(※新規施設の導入は2月末予定です。)
子ども達は無力です。
迷子になった時の対策も必要です。震災の時、下着等に連絡先が記載されており、保護者と連絡がとれた事例もあります。お守りのように連絡先等を記載したカード等を持たせる事も大切であると思います。
何処に逃げるとよいのか、理解出来るお友達にはきちんと教えておく必要性もあります。防災設備が整っている小学校や、幼稚園、保育園が理想です。小学校等に通っている場合は、通学路等にあるコンビニ等に一時避難する事も教えて下さい。
何処で待つのか、どうすれば良いのか、災害時生き残る事が出来るか否かは運命ではなく準備の違いであるとご理解下さい。奇跡は誰にでも起きる事ではありません。最低限の自活の道を確保してあげて下さい。