NO236.ようやく更新 遠隔地療育の成果
NO236.遠隔地でも2回の指導でこの成長!!
保護者心得 【言語】 【ダウン症】 【自閉】 【LD】 【多動】 【注意欠陥】
約1ヶ月の間、本ブログを更新できずにおりました。体調をご心配頂いて沢山のメールやお手紙を頂きまして申し訳ございませんでした。
4月、2カ所敢行した施設開所…人型ロボットPepperを活用した療育アプリ「エフェクター」の申請業務…COMPASS本部の移転準備に伴う申請業務や…お友達の転園サポート…これらの資料作りだけでも大変で、平時の通常業務もございますので、毎晩午前様で昼夜逆転状態の1ヶ月でした。徹夜後、シャワーだけ浴びて、そのまま出勤しなければならないほど大変な状態が続いており、ブログ記述まで手がまわらず、慌ただしい日々を過ごしておりました。沢山の皆様にご心配をおかけいたしました。そんな中でも体重が減ることなく何とか過ごしておりました。
何とか4月30日には全ての申請手続きも終了し、ようやく一息つく事ができました。実は他にもいろいろあったのですが、追々お伝え出来ればと思います。
さて、そんな中4月26日から28日まで高松、丸亀、岡山で個別相談会を実施致して参りましたので、その中で一番のビックニュースをお知らせ致します。
関西からのお友達…
初めてお目にかかったのは12月高松の施設開設の時でした。お母様と関西圏から岡山まで新幹線でお出でになり、マリンライナーに乗り換えて高松までお越しになりました。
(NO203.遠隔地療育でも…)
お子様の状態をしっかりお伺いし、実際に対峙し、いくつかのアドバイスを行い、私共のオリジナルテキストの平仮名練習帳をお渡しし幾つかのアドバイスを行った後、高速バス乗り場までお送りしたのが最初のお出会いです。
2度目は1月31日大阪医科大での学会に参加した際、大学まで来て頂き、40日少々の成果を見せて頂きました。地道に私がお願いした指示通り御取組み頂いた御蔭で、平仮名をほぼ網羅し、沢山の単語も読み上げ、二語文まで読み上げる事となり、沢山褒めてあげる事が出来ました。この時彼が初めてお母さんが耳にした言葉が「うれしい」という心の発露の一言でした。
アドバイスを全て受け入れて頂ければ
そして4月28日COMPASS岡山に来所され3度目のご面談と成果報告をして頂きました。前回の1月の宿題は、
①出来るようになった事を全てノートに記録する事。
②日記を毎日書く事。
③目標設定を行う事。
の3点でした。
②に関しては、COMPASSのオリジナル日記シートをお渡しするのを逸してしまっていたのですが、①と②をミックスされたた結果「出来ましたノートの単文型」を書き留めてお出でになりました。
③に関しても20項目以上の目標を設定されそれを毎日復唱させておられたようで、幾つも出来るようになられておりました。
出来ましたノートも驚くべきことが山のように記載されており、最初に出会った年末とは大きく成長され、なによりお母様がニコニコと元気になっておられたのがとても印象に残ったご面談となり、受給者証も発給され月に2回関西から通われる事となりました。
遠隔地でも成長が可能なのです。
恐らくお友達の精神年齢が少なくとも10カ月から12カ月以上の成長が得られたと確信しております。まだ検査をおこなっておりませんが、検査実施時期にはかなりの精神的な成長が得られる物と推察出来ます。
お友達の人生は確実に変わりつつあるのです。
ご家族の未来も変化しつつあると断言します。
遠くても、適切なアドバイスと、それを実施するご家族の強い支援があればご覧のようにお子様に成長と進歩を獲得出来るのです。
お友達は、「出来ましたノート」を使った新たな取組みをお伝えしております。
新しい魔法をかけたのです。
次の成果報告をお楽しみにされて下さい。
5月の連休は私もゆっくりと骨休みさせて頂きます。
皆様も思い出に残る楽しいお時間を過ごされて下さい。!