NO.381 成果が違います。
NO.381 受給者証返納!?&合格祝い
保護者心得 【自閉】 【LD】 【多動】
先月2名のお友達が、受給者証を返納されました…
ん?COMPASSでは、十分な成長成果が得られた場合や、各市町村の療育センター等の専門機関で知能検査を受けられ十分な数字が得られた場合、就学時相談でも十分普通学級進学が可能であると認められた場合、COMPASS卒業となります。
COMPASS本部では3月にはさらに9名のお友達が卒業されます。
寂しくなりますが、これほど嬉しいお別れはありません。
そして、本日もう一つ嬉しい報告が寄せられました。
1年前の段階では掛け算もおぼつかづ、漢字も書けず、アルファベットも怪しかった中学3年のお友達が、前回の私立高校入試に引き続き、本日、めでたく公立高校合格を果たすことが出来ました。
首都圏の受験事情と異なり、地方では多くの場合、私立高校へ進学するよりも、公立高校へ進学する事の方が難易度も高く、保護者も喜ばれます。(有名進学私立の場合は別ですが…)
朝早く、お友達からうわずった声で合格の吉報がもたらされました。
感動で、涙、涙です。
実は他にもここ数日驚くべき成果が多数報告され、関係者で祝杯を挙げる事が出来ました。
諦めず、焦らず、繰り返し取り組む事で子ども達の未来を大きく変容する事が可能です。
よく蜘蛛の糸のお話をするので、ご紹介させて頂きます。
多くの場合子ども達の目の前には天から蜘蛛の糸がもたらされていると信じています。
しかし、蜘蛛の糸を登るには、握力も必要ですし、根気強く登り続ける忍耐力を含め、気力や体力も必要です。
場合によっては、蜘蛛の糸に手が届かない場合もあるので、家族や支援者(私達)が子ども達を支え、持ち上げ糸に手が届くように配慮しなければならない事もあります。
何があっても大丈夫、頑張れと応援し続ける事も大切な要素となります。
自力を付けなければ、途中で登る事が出来なくなったり、時には手を放してしまったりと悲しい結果に到る場合もあります。
焦ってしまわれて、「どうして成長が得られないのでしょう…どうして成長が止まってしまうのでしょう…」というご相談もありますが、どうぞご安心下さい。
登り始める力を宿すまで、体力を蓄えるため待つ事も必要なのです。
春植えの種を、秋に植えても冬になれば立ち枯れてしまいますし、夏の日差しにたえられず成長を止めてしまったり、冬に植えても芽すら出せない事は誰しもご理解頂ける事であると思います。
時期が大切なのです。
タイミングも重要な成長要素となるのです。
突然発語が得られるのも、それまでの活動がプラスに起因している事が殆どです。
しっかりと基礎力を養う事。
応援し続ける事。
お子様の力を信じる事決して忘れないで頂ければと思います。
子ども達の成長を願って 乾杯。
某県の某市で、社会福祉法人の設立に関して快いご返事を頂き、大型のセンターの開設を目指す事が出来るようになりました。この勢いでと福岡市内での開設も模索しておりましたが、ようやく来週関係課に面談頂く事となりました。良いご報告が出来れば嬉しいのですが…