NO84.見た事もない教材で…

見た事もない教材で…

大分県に新設しました「COMPASS発達支援センター中津」では、児童発達支援事業とともに、放課後等デイサービスを実施致します。中津では、放課後等デイサービスの指導に際しては、既に様々なテキストを準備しており、今回は、中学生の補習教材に関してお話したいと思います。

既出にもございますが、私共は、NPOもない時代から、独自に教育支援を行って参りました。寄付を募らぬ私共の収益事業の一つは、教材教具の販売事業が主軸の一つで、総販売量の20%が近隣の小学校様にお届けしている、ドリルや、テスト、資料集等の学校教材で、残りの70%が、世界中に点在している日本人学校様や補習校様にお届けしているテキストや、学校で必要とされる設備備品、教材教具や実験器具果てはギョウチュウ検査シートまでを取り扱っております。

近隣の幼稚園様、保育園様にご納品する学用品が残りの8%で、最後の2%は、現場の先生方もご覧になった事のない全国の先生達が独自に作成された、独自の視点に立ってつくられた、様々な教材の取り扱いとなっております。

特に1週間の内、1日か2日の指導が多い補習校等では、限られた指導日数の中でご指導されますので、教材に関しての視点も異なっておられ、それらのお考えを参考にさせて頂き、ラインナップを準備し、ご担当の学校の先生のご要請に併せた指導を実現したいと考えております。

中津センターの放課後等デイサービスでは、それら様々な教材を投入してのご指導を予定しており、考えられる限り、力量に併せたご支援が出来る様準備致しております。

子ども達の特性に併せたテキストと指導を…

中学に入ると特に数学と英語で習得率の差が生まれてしまわれます。

注意欠陥障がいの特性を持っていたり、視覚認知障がいの特性がある場合、数学では、プラス、マイナスの記号と、(カッコ)がついたり、X Y スモールaなのか、ラージAなのか即時判断が出来なくなってしまいます。

英語もaとbとdとpとqの見分けがしにくく、記号に翻弄されて、急激に学力を落とすケースを今まで数多く見て参りました。

数学では、
①計算は出来るけれど、立式が出来ない。
②記号がちらついて認識できない。
③マイナスの意味が把握できない。
④図形でも特に立体図形の認識や切断面の認識が不得意である。
⑤図形の合同、相似の照明が言語表現的に対応出来ない。
⑥放物線と直線が混ざる一次関数、二次関数の合成問題で、面積等への計算が出来ない。
⑦場合の数等での順列と組合せの意味の違いが判らない。
⑧正負の数、一次方程式、二次方程式、一次関数、二次関数を合わせた思考が出来ない。
英語では
アルファベットが覚えられない。
記号の視覚的な違いが認識できない。
表音と、表記の違いが把握できない。
ローマ字が覚えられない。
発音が出来ない。
単語が覚えられない。
文法的ルールが覚えられない。
英文が読めない。訳せない。

やる気はあっても覚えられなかったり、理解できなかったり、認識出来ないといった問題が浮き彫りとなります。

私達は、学校の指導に準じた形を維持しながら、より理解が深められるよう、適時使用テキストを選び、お子様のペースでゆっくりと理解し、定着できるまで、ご支援したいと考えております。

数学は単元ごとにまとめられた特殊なテキストをご用意しており、1単元ごとの習得と定着を目指したいと考えております。

中学で習う英単語は、活用を除けば3年間で750単語です。仮に2年で割ると、年間375単語の習得で文意を取る事ができます。1日約1単語です。毎回能力に併せた単語習得を目指せば、年間240日の指導で、1日1単語でも240です。忘れる事も考えて、3単語2年間頑張って半分忘れても、720克服する事が可能で、中学1年生からであれば、更に1年の余裕があります。

指導に際しては、通われている学校の先生方との連携と、ご指導に従って支援となりますが、コツコツとした取組みでも、成果を残す事が出来るのではないかと推察いたしております。

まずは出来るところまで戻り、どの教科も一つ一つ克服出来ればと思います。