NO177-2. 成長できました。1年間のまとめ
療育支援に関して研究を進められている大学の先生方からも私どもCOMPASS発達支援センターの最新の療育手法に高い評価を頂きまして、文部科学省の委託研究事業等にも参加させて頂く事となりました。10月6日には某大学でのキックオフも行われ、シングルアームの研究ではありますが、発達障がいに関しての新たな研究実践もスタートしようとしております。
私達COMPASS発達支援センターでは、国内で最先端の療育手法を実践しており、様々な進歩と成長を獲得しております。本成長報告のカテゴリーに幾つか記載しておりますが実は本来の成果報告から致しますと、研究内容に関わる事もあり、ごく一部しか公知できておりませんが、研究事業の進展により少しずつ公知出来ようかと考えております。
①国内最新のダウン症のお友達への取組み
私共では手話を活用した言語療育を実践しております。欧米では早くから言語ツールとして手話を取り入れておりますが、日本国内ではまだまだその取組みは認められておりません。イギリス等の療育支援では手話指導は当たり前であり、多くの研究報告もなされております。
私共では、年中のお友達でありながら、平仮名、カタカナを覚え、小学校の教科書を音読出来るまでに成長したお友達がおられます。個人情報の関係で、成長の過程等お見せする事はできませんが、お友達の書かれた書道等、僅かな期間で競書会等で入選する等の成果も見せております。
日本珠算連盟の先生方にもご協力頂きまして現在では算盤の暗算も出来るまでに成長し、繰り上がり、繰り下がり等も理解し計算できるまでに能力を開花されております。
発語の指導も非常に順調で、お歌を歌ったり、かるたの読み手が出来るまでに成長し、僅か半年程で、発表会等も出来るまでに成長され、国内で最も成長した姿をその内にご報告出来る事になろうかと考えております。
今後の成長をご期待下さい。
能力遅滞だったお友達も今では優等生
4ヶ月から半年前から療育指導を開始した年長のお友達4名がそれぞれ普通クラスへと入学出来るレベルへと成長されました。
年中のお友達の9割の行動抑制も達成し、通っている幼稚園や保育園からも高い進歩と成長をお認め頂いております。
年少のお友達も順調に進歩し、落ち着いて行動出来るようになりました。これらは言語療育を軸として療育支援を重ねてきた結果であると考えております。
小学校就学前のお友達の8割以上の子ども達が、それぞれ精神年齢と、生活年齢が正常に成長したと確認されております。これは誇大な報告でも、虚偽の報告でもございません。多くの専門家の方が私達の施設を見学されて驚かれているのは紛れもない事実です。このような実績がなければ研究事業には参画できません。
多動行動が激しいお友達も
ご家庭のご協力もありますが、今までどんなに指導を行ってきても、じっと静かにできなかったお友達も、ちょっと魔法をかけるだけで、きちんと静かに課題に取り組む事が出来るようになりました。
暴言が激しいお友達は、
現在特別連日療育支援に入り、徐々に暴言行動も瓦解しており、春までには一斉指導にも参加できる社会性を養う事が出来るのではないかと推測しております。
オムツがとれて、自分でトイレに行けるように
トイレトレーニングも地道に行い、小学校のお友達から幼児までどの子も全員オムツがとれました。トイレ後拭く等出来なかったお友達も、きちんと後処理も出来るようにまで成長致しております。
椅子に座れなかったお友達も
小学校で5分と着座できず、ウロウロと歩き回っていたお友達も45分間身じろぎもせず授業を受ける事が出来るようになりました。先生の指示を守り、懸命に努力出来るようになり漢字を覚え、宿題をこなせるようにもなりました。
水が苦手で顔も洗えなかったお友達も
手を洗い、頭を洗い、お風呂も好きになりました。正しい導きにより清潔に過ごす事も出来るようになっております。
暴言が多かったお友達も
縦割り指導と、集団での取組み、日記の効用や、小さな課題を1つ1つこなし達成する事で、自信を回復し、攻撃的な性格も抑制でき、周りに配慮した行動がとれるようにもなりました。感謝する事を知り、成長を望む姿は何より頼もしいものであり、私共も学校の先生方も手放しで喜んでおられます。
初めて私共施設を訪れた方は、何処が問題なのかわからないというお話を頂くようになっております。今後の益々の成長をご期待下さい。