NO194.突然の進歩…

1月18日から21日まで高松で個人療育相談を実施して参りました。飛び入り参加の方を含めて、16組の子ども達と保護者の方々とご面談並びに状況観察を行って参りました。その中で幾つもの成長が見受けられましたのでお知らせ致します。

その1
初めての指導で「あいうえお」

年末より10日程ご指導させて頂いているダウン症のお友達S君と、初めて通所開始した1歳8ヶ月のダウン症のお友達A君、A君のお母様方も心配そうに見守っている中、ゆっくりとしたペースで指導が始まりました。

2歳S君は僅かな指導日数でメキメキと成長を遂げており、教室にも慣れ、着座も出来るようになり、自立歩行も可能となり、発語が出来るようになってきた所でした。

S君は、A君にとってもとても良いモデリングの対象で、ミラーリング効果、共鳴効果と条件が重なり突然2人が「あ~」「い~」と元気に発語し出したのです。なんとA君は先輩のS君の支えもあり、初日で「あ~お」までの発語が確認出来た上に、1時間以上も着座し課題に取り組む事が出来ました。

何とも可愛らしく、一生懸命で見ているだけで私達もほのぼのとした、嬉しい気持ちになれました。そして互いに共鳴し潜在する力を発露させ、ご家族と共に成長の喜びを感じる事が出来ました。

奇跡は突然おこるのです。

そしてこの日の午後、S君は更なる成長を獲得する事となったのです…※続きはNO195へ

追記
2歳のS君のお母様のブログでCOMPASSをご紹介頂きましたので合わせてご紹介いたします。お母様目線でのご評価を頂いております。「わが子がダウン症と告知された87人の声」等の書籍も出版されており行動力のあるお母様のブログです。
その1 コンパス発達支援センター
その2 COMPASSのお話
その3 支援センター