NO.339-2 気分転換も大切です。
NO.339-2 優しくなる方法
保護者心得 【自閉】 【LD】 【多動】 【注意欠陥】
5月末から毎週出張が続き、30年の指導経験の中で初めてこれほど長い期間、個別面談の為留守をする事となりました。
途中ペースを維持する為に、隔週での出張にしたのですが、帰ってくると仕事が山積みで申請書類の作成、監査準備等とも重なり帰福してからは、毎晩朝まで書類作りと、慌ただしくしておりました。メールの返信も遅れてしまい申し訳ございませんでした。
2カ月半ぶりに、ようやく休みもとれましたので、森林浴をしにお気に入りの場所に出向きました。
フィトンチッド、1930年代、かつてロシア最高学府のレーニングランド大学のボリス教授が針葉樹林である、松やヒノキから揮発性物質が放出される事による自助作用で、人には癒しを与える効果があると提唱したものです。
人里を離れて、3時間程まったりとした時間を過ごして参りました。一昨日の日曜日は、天気も良く、風も涼しく散策を楽しむ事が出来ました。
何かしら考えてばかりで、眉間に縦皺も深く刻まれるようになり、鏡で見ると嘗ての紅顔の美少年(?)は、赤鬼のようになってしまいました。本当に、頭をからっぽにする事の大切さを思い知ります。
子ども達の支援においても、そして子ども達を支えるご家族や、指導員も気分転換がとても大切です。
あまりにも忙しすぎると、心の余裕をなくしてしまい、叱らなくても良い所で、しかってみたり、声を荒げてしまって後から後悔される事も少なくないと思います。
子ども達にも、支える人々にも、ほっと気を抜く時間が必要です。
ボーっとする時間も時には必要なのです。
田舎であれば、水仙、梅、桜、五月、ひまわり、朝顔、コスモス、紅葉、ボタン、椿等、近くの公園でも季節を感じる事が可能です。
自宅でペットとの時間も良いでしょう。
乗馬も子ども達には効果的です。
いつかはやりたいホースセラピー、馬はとても利口です。
お酒や楽しい食事も癒しの時間です。私の場合は、命がけですが…
都心で近くに山や海が無い場合は、窓辺の植物を楽しまれて下さい。COMPASSには沢山お花を飾っています。花1輪でも良いのです。きれいなお花が気分を一掃してくれます。
古来お花を頂くと嬉しいものですが、実際ほっとする身近な方法で、大きなお花屋さんは癒し空間です。
先日は、森林浴をした後、少し走って、海に寄って帰途につきました。
そして、定番、何といっても「おやつ」です。食事制限のある、私にとっては命がけの一口なのですが、わかっていても…です。
支援者が疲れてしまっては、どうしようもありません。どうぞ上手く息抜きをされて下さい。
落ち着いて考えると、大した事で無い問題に頭を抱えているのが現状ではないかと思います。
つまらない事にとらわれてしまい。怒ってみたり、嘆いてみたり、ちょっと外す事で、気分を変える事で、考え方を変容させる事が可能なのです。
本人にとって大きな問題でも、第3者からみたら、大した問題でない事は沢山あると思います。
当事者から、一度第3者に立ち位置を変える、リセットをする効果もあると思います。
そして、そんな余裕のない時は、大きく深呼吸して下さい。
きっと優しくなれると思いおます。