NO39.平成26年1月段階の成果報告②

NO39.平成26年1月段階の成果報告②

今月もさらに様々な進歩を獲得する事が出来ましたので一部紹介させて頂きます。

①降園後のクラスに参加されているお友達全員が、15分以上静かに着座し待つことが出来るようになりました。課題に取り組む集中時間も平均2時間以上となり毎回多くの課題をこなす事が出来るようになりました。

②指導3カ月目に入ってきた年少のお友達全員が、毎日の日記の取組に専念する事が出来るようになりました。周りに対しての配慮も出来るようになり、待ってあげたり、譲ってあげたりする優しい立ち回りを実践する事も出来るようになりました。

③年長の子供達全員が、詩や、小学校1年生の教科書の暗記に取り組み、正確に暗唱出来るようになりました。言葉遣いもよりきれいに、丁寧になり、課題に取り組める時間も3時間近く集中して取り組む事が出来るようになり、他年齢の子ども達のよい見本としても活動出来るようになり、全員が普通学級への就学が可能な段階まで進歩し、学校の体験入学等でも問題なく行動できるようになりました。

④平成26年1月15日に発表された、福岡教育大学附属小学校の合格者に1名合格する事ができました。特別支援教室ではなく、普通学級への進学で、AD/HDと言語、心理の課題を抱えているお友達でしたが、昼食後の待機でも1時間40分静かに着座して待ち、行動観察を含めた様々な課題を克服して合格する事ができました。

⑤ダウン症のお友達で、発語にも進歩がみられ、集中して物事に取り組めるようになり、苦手な事でも、着座時間も1時間を超えるほどの集中力を養う事が出来るようになり、今後の語彙獲得の為のベースが固まりつつあります。自信のポジショニングの曖昧さを整理しより指示を理解し療育支援に取り組みやすい下地を作るのが次月の課題となるまで進歩して参りました。

⑥言語に問題を抱えていたお友達でしたが、春から普通幼稚園へ支援無での入園が決定致しました。集団の中にどれだけ入り込めるか、指示をどれだけ通す事が出来るようになるか今後の進歩が楽しみな状況になりました。ご家庭の支援もありポジショニングがさらに理解できれば、今後加速度的な進歩が遂げられるのではないかと予想しております。

⑦B1で言語に問題を抱えていたお友達でしたが、発語も増え、普通幼稚園での体験入園が決まりました。春までには入園許可が頂けるように、話の内容をきちんと理解する段階まで進歩しておられます。2月3月でさらに語彙力を強化し、スムーズなコミュニケーション能力の獲得を目指せる状態となりました。

⑧自閉傾向があり、音に敏感な様子も大幅に改善され、グループでの取組に参加できるようになって参りました。慌てず周りの状況を理解し行動出来るようになり、クラスでの会話も増え、子供らしい立ち居振る舞いが見受けられるようになりとても喜んでおります。笑顔が増え真面目に取り組み姿勢もみられております。

⑨3歳児未満のお友達も、それぞれ確実に発語出来る単語数を毎回更新しており、堰をきったように発語が起こり始めたお友達もおり、そのような成果を目標に各自ご家庭でも頑張って頂けるような好循環に入ってまいりました。

日々の取組みを実践して頂いての結果でこれらの成果は保護者の皆様の努力の賜物であると考えております。私達はアドバイザーであり、本質的な療育者は保護者の皆様である事を実感頂いた1ヶ月であったと考えております。信じる事、諦めず取り組む姿勢が大切です。次月は更に進歩と発展が得られるようにご支援させて頂きたいと思っております。

どのように家庭での取組を行ったらよいかわからない方は093-475-0449までご連絡下さい。