NO94.感謝の気持ちを伝える大切さ

感謝の気持ちを伝える大切さ

療育指導に関わる中で、保護者の皆様の真摯なお気持ちに触れる機会も多々ある中、多くの場合お母様が中心となり取り組んでおられる事が多いと感じております。全体のほぼ98%がお母様中心です。

そんな中で、お父様も一緒に取り組まれていらっしゃるケースもあり、面談等でご一緒にご参加になるケースは、体感的ではありますが、全体の2割から3割で、残りの7割はお仕事に忙殺されてお母様にお任せであったり、お子様の障がいを受け止める事が出来ずに、我関せずとなられている方そして、残念ながら、離婚されたりといった事になっておられます。

ご両親で来所される際、よく申し上げるのですが、「子育てに参加されたり、一緒に面談に来られている事に感謝して下さいね。」とお母様にお伝えしております。

1人ではない事

夫婦一緒に立ち向かえる強さは、何にも代えがたい事であると思います。

もうすぐ父の日です。

ちょっと感謝の気持ちを形にされて下さい。

「おとうさん、ありがとう。」

素直に言葉に出されるのが良いと思います。

成長や改善がみられるようになると、お父様の関わり方も変化する事例が多々あります。

お話をお伺いすると、それまでは、将来を考えるのが怖かった…とよく話されます。

進歩や成長の具合をお伝えになる事も大切だと思います。

私は男性ですが、男性の方が、女性より臆病なのです。実は弱い生き物です。
立ち上がるまでに時間が必要な場合も少なくありません。
先が見えたとき、予測可能になると俄然力が出るのも男性の特徴かとも思います。

一緒にいてくれてありがとう。
見守ってくれてありがとう。
こんな事が出来るようになりました。

と伝える事で心の中で科学変化が起きるかもしれません。

お父様で、この記事を読まれている方がおられましたら、是非、お母様に感謝の気持ちお伝えになって下さい。平素の疲れも吹っ飛んでしまわれるかもしれません。

そして、1人で頑張っているお母さん、ご自分にもご褒美をあげて下さいね。