NO124.「朝テレビ」早起き実践法
既に「早起きでストレス解消」でその効用を科学的にご説明さしあげたのですが、実際に早起き実践をして頂く上で、どうすればスムースに取り組む事が出来るのか、多くのご父兄にチャレンジして頂きました。
多くの皆様が独自の取組みで、早起きに挑戦頂きましたが、その中で最も効果的方法と思われる「朝テレビ」をお伝え致します。既にこの方法で、沢山のお友達が朝方の生活に変化し、保護者と共にゆとりある生活をすすめられておりますので、皆様も是非、実践されてみて下さい。
①(事前告知)
事前に明日から夕方テレビが見られなくなる事を伝え、その分朝見る事が出来ると伝える。(ゲームや端末操作も同様)
②(実践・対応)
夕方のテレビを見せない。(ゲームもやらせない。タブレット等も触らせない。)ここは泣いたり、騒いだりしても駄目な物は、駄目で触らせない。運動をしたり、おもちゃで遊んだり、ピアノを弾いたり、本を読む事は容認する。ここで暴れたり、大泣きしたり、暴言を吐いたりするかもしれませんが、しっかりと対応して下さい。協力者が得られるのであれば、その日を待つ事が良いと思います。ここが踏ん張り時と考えて、見せない事を死守して下さい。泣いてもわめいても、駄目な物は駄目で通して下さい。他に興味をひける物をぶら下げて頂くのが最も良いと思われます。テレビを修理に出したというのもありましたし、壊れて見れないというのが一番楽にすすめられそうです。アンテナをはずしたり、裏の配線を抜いたりしても良いようです。強硬な所ではコンセントを切ったという事例もありましたが、ここを通り抜けると上手く運びます。
③食後は間接照明に
夕食と、お風呂が終わったら、家全体の電気を薄暗くして下さい。明るいと寝られません。2500ルクス以上の電気に出来るだけさらさない事が、睡眠を誘発します。薄暗くすると自然と睡魔がおそいます。通例の時間よりも早く寝せる事も可能です。夕食は8分目に、おやつは出来るだけ与えません。空腹でなければ、朝の目覚めが悪くなります。
④(解放・視聴・操作)
次の日の早朝(朝最低でも6時)出来れば5時30分起床。早く寝れば寝るほど早く目が覚めます。起きたら、カーテンをあけ、窓も出来れば開け放して、お日様に当たりましょう。お腹もすいているとすっきり目が覚めます。
今は2014年7月で、夏ですので5時になると夜が明けています。この機会は秋分の日までです。秋分の日までに、早起きの習慣を身に付けさせましょぅ。この時期に早起きになったら、冬の間も体のリズムで早起きが持続できますが、この期を逃すと、辛いものになり、春分の日まで待たねばなりません。
さて朝起きたら、待望のテレビを見せてあげて下さい。DVDでも良いですし、ゲームでも、ただし時間の制約を設け、その後は、登園するまで、言語指導等の療育指導に取り組んで下さい。
テレビを見せる事に関しては、その内容に関しては一言ありますが、今回は早起き実践する為の導入ツールとしてご案内させて頂いております。
勿論見る内容は、精査されて下さい。見てためになる番組を選んで下さい。人を卑下したり、馬鹿にしたりするような物は止めましょ。アニメの内容も吟味して下さい。「おしりフリフリー」と言われても困ります。見せても良い物にして下さい。
まず早起きになって、ストレスを軽減させましょう。全てはそこから始まります。