NO157.リトミック de 職業体験…
夏休み前のお話です。近隣の中学から3人の大きなお兄さん達がコンパス発達支援センター中津で、障がい福祉の職業体験に来られる事となりました。皆子どもが好きなやさしいお兄さんでした。
午前中は午後のリトミックの指導で使うお花を作ってもらう事となりました。割り箸を緑でぬって、葉っぱとお花をつけてもらいます。
発砲スチロールで台座も手作りしてもらいます。
午前中いっぱいかかって、ごらんのようにお花畑ができました。
ほっと一息。ようやくお昼ご飯です。
ゆっくりと休む間もなく、子ども達が幼稚園や、保育園から到着です。
最初は文字指導を手伝ってもらいました。
慣れた所で、皆で手遊び歌です。ちょっと恥ずかしそうですが、頑張ってくれました。
子ども達も徐々に打ち解けてきます。
皆笑顔でいっぱいです。
今度はかわるがわる紙芝居を読んでもらいました。
おやつも一緒に食べてもらいました。
いよいよリトミックです。咲いた咲いたとオリジナルのチュウリップの歌に合わせて、花壇から決められたお花を取っていきます。集中して音を聞くという訓練にはリトミックは大変効果的です。同じ作業でもリズムを与えると楽しい活動に変わります。身体の接触も精神的な安定感にもつがなり心の安寧を呼び覚まします。
お兄さんとギットンバッコンも楽しそうです。
最後はこんなに仲良しになりました。
9月某日、職業体験の記念にフォトアルバムを作って子ども達と一緒に中学校へプレゼントに行きました。
久しぶりにお兄さん達にあえて子ども達も嬉しそうです。
大好きなお兄さんの膝に乗って
私達も楽しい経験をさせて頂きました。このような体験を通して、障がい福祉に理解を深めて頂ければと切望致しております。彼らのようなまっすぐな心をもって、私達も子ども達と向き合っていきたいと感じた一日でした。本来は2日間なのですが、台風の為に中止となりました。来年もまた職業体験に来て頂けるとの事で私達も嬉しく思っております。素直なやさしさは本当に素敵だと感じた体験でした。