NO249.音楽療法の成果

NO249.歌と音楽の効用
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全国の沢山の施設で、お友達の社会性を育もうと様々な取組みが行われております。

現在COMPASSでは昨年より実験的にリトミックを多用しての取組みを行っております。成長を示す一例として今回ご紹介させて頂きます。

気持ちの切り替えが…出来るのです。


 

私は、幼稚園の園長をしておりました。園では登園時間はバラバラで、早く来たお友達は、本を読んだり、園庭で遊んだり、ブロックで遊んだりバラバラな活動をして遊ぶのですが、遊びから全体活動へ移行させる段階で、「はじめの歌」を斉唱します。

最初は切り替えが出来ないお友達も、毎日の繰り返しで気持ちの切り替えが可能となります。降園の際も同様です。「終わりの歌」を斉唱するともっと遊びたいという気持ちを切り替える事が可能となります。

おかたづけ~おかたづけ~さあさ みんなで おかだずけ~もとても効果的な音楽療法の一つであるとお考え下さい。

発達障がいのお友達の多くは「切り替え」が不得意です。切り替えを促す材料として音楽はとても有効です。1人で頑張れなくても、皆と一緒だと乗り越える事が出来るのです。
周りの目、お友達との関係、成長しようとする気持ち、周りの成長全てを包括した上で、一緒に歌を謳う事で力を得る事が出来るのです。

COMPASSにも「COMPASSのうた」があります。

1番は「はじまりの歌」、2番が「終わりの歌」です。

何度か動画をとったのですが、声が大きすぎて割れてしまっていますのでもう少し上手になったらお聞かせします♫