NO24.発語が出来たら読む絵本
NO24.発語が出来たら読む絵本
うちの子は、まだ発語もままならず、絵本を読むなんて関係ないわと思うのは大きな間違いです。読む力を獲得する事はそうでない場合と比較し天地の違いがあり、その後の成長にも大きな差異が生まれます。
私達、コンパス発達支援センターでは、発語からスタートし、単語を覚え、平仮名を理解し、文章を書き、暗唱まで指導致しております。まさかと思われる方もいらっしゃると思うのですが、言語遅滞であっても、上記の過程を殆どの子ども達が達成する事ができるのです。
他の記事にも列挙しておりますが、B1で全く話せないと言われていたお友達も現在(平成26年1月)段階で、年中のお友達は、日常単語を200以上を読み、2語文、3語文も読めるようになっており、もうじき通常会話が可能になると思える段階に差し掛かっております。同じB1の3歳のお友達も、う行に若干指導の余地がありますが、平仮名表を読み正しく発音する事ができるようになっており、昨年まで無口で静かだったご家庭が賑やかな正月が迎えられたとお話しされておりました。
既出ですが、年少で、言語が理解できず退園になっていたお友達も、過去にさかのぼって午前中にあった事を話、現在は毎回の個別療育指導で、日記指導を受け、書いた日記の音読の挑戦するまでになっております。
更に、年長で言語と情緒の療育を受けているお友達は、現在最終段階の暗唱に到達し、小学校1年生の教科書を暗記も達成し、現在では新井竹子先生の、「あいうえお」や、岡村民先生の「ぶらんこ」佐藤義美の「ちょうちょうさん」谷川俊太郎の「いるか」「ぞう」等何篇も詩を暗記し、諳んじるまで成長致しております。
最初の絵本は、その子の発している言葉でその子の絵本を作ってあげる事です。「あ」が言えるのであれば、「あ」から始まる言葉で構成された絵本を作る事です。理解した単語で絵本と作るのも効果的です。
ここで理解出来るというのは、「犬の絵」を「犬」と読めるレベルです。文字も「いぬ」が〇〇程度で長文ではありません。1ページに一言でよいのです。今は市販でもそのような絵本がでてきておりますので、参考にされて下さい。一番興味をひくのは自分が使える理解できる単語で作る事です。
私もようやく忙繁期が終わりましたので、子ども達のレベルに合わせて作ってあげようと思っておりますので、出来ましたら公開させて頂きます。
自分の操れる言葉で作られた絵本は他の絵本と食いつきも違います。どうかすると肌身離さず持っていてくれます。読めば褒められる、もっと読みたくなる。言葉に興味を示す。沢山言葉があやつれるようになる。自分で絵本を書くようになる。全て達成可能です。
これが最初の絵本です。どのように作ったらと公開が待てない方は、093-475-0449までお電話頂きまして無料教育相談にお越しください。