NO316.発語の伸び…その5
NO316.適切な条件確保
保護者心得 【言語】 【ダウン症】
前回に引き続いて、摘冊な指導空間に関して追記したいと思います。
まず温度の事に関してお話致します。
暑すぎても、寒すぎるのもよくありません。
私はとても暑がりなのですが、お家の方が寒がりで、夏でも寒がられて部屋が蒸し風呂のような事例も何度かありました。
逆に冬は暑すぎて、頭がぼーっとしてしまうほどの温度で過ごされていたという事例もございます。
活動しやすい温度、場合によっては、子ども達は、暑い、寒いを伝える事が出来ない事もあります。汗をかいていないか、体がちじこまっていないか、のびのびお昼寝が出来る程度の温度調整を心掛けて頂きたいと思います。
暑くてぐったり…というのは違いますのでくれぐれも気を付けて下さい。
室温もそうですが、季節に合わせた服装も大切です。
寒がりなのに、園や、学校が半ズボンだから、裸足教育だからとご家庭でも同様の服装で過ごされているケースもありますが、悪い事ではないかもしれませんが、程度ものです。
お子様の様子をよく観察する必要性もありますし、外着と家着を分ける意味でも一手間かけて頂きたいところです。
私もこたつは大好きですが、ついつい寝てしまいます。
とても気持ち良いからなのですが子ども達も同様です。こたつに潜っていては仕事になりません。寝てしまいます。
指導はこたつではなく、机やテーブルでする事が理想です。
正座も状況によりますが、集中を妨げる事に繋がる場合もよくあります。出来れば椅子に着座しての指導を実施して頂きたいと思います。
冬は椅子に座ると、足元が冷えたりしますので、ひざ掛けを使われると良いと思います。
理想的には頭寒足熱です。
冬場は頭がぼーっとする事なく、足元は暖かにする事。エアコン等の熱風が頭を直撃するのは駄目ですので、風向を考えるなどの処置をして頂きたいと思います。
夏も冷え過ぎは体力を消耗するだけです。適温を見抜き、エアコンと扇風機やサーキュレーター等を併用して快適な空間を確保して下さい。
次回は明るさ等に関してお伝え致します。