NO232.言葉の遅れを解決する10の方法
NO232.言葉で悩んでいたのが嘘のよう…
保護者心得 【言語】 【ダウン症】
1歳半検診の段階で発語がみられず発語が0だったお友達…2歳児検診、3歳児検診でも僅かしかしゃべれず、悩み疲れていたご両親が、諦めず努力を続けていけば、しっかりと言語を獲得し、作文コンクール等で受賞できるような力を育む事が可能なのです。
私は、このブログを通じて沢山の成功事例をお伝えしてきましたが、まだこの現実が夢幻であるように誤解されている方達がいらっしゃいます。
覚えた言葉は「嫌~」だけで、ふとした事で癇癪を起し、激昂するような泣き叫ぶような「イヤ~」しか言えなかったお友達でも、保護者が諦めず声掛けし続ける事で、問題が克服して事例が沢山あるのです。
多くの場合、お母さんが悩み続けて、気が狂いそうになったり、悩み過ぎてうつ病になったり、夫婦間の折り合いも悪くなり、家庭崩壊寸前にまで至った事例も沢山ありますが、調べれば調べるほど、問題を解決できた方々には、1つの共通点がある事に気付きます。
成長を獲得された事例を検証すれば、以下の10の法則が見えて来ます。
その法則とは
- お子様の成長を諦めなかった。
- 諦めず、声掛けをし続けた。
- 声が出なくても、毎日本を読み聞かせた。
- 復唱する機会を与え続けた。
- 薬や、サプリメントにたよらなかった。
- 言語療法士の指導だけにたよらなかった。
- 保護者の1人(パートナ)が、冷静な目を持っていた。
- パートナーも一緒に応援してくれた。
- 責任を片方のパートナーに負わせなかった。
- 生活習慣が朝型で、規則正し生活を心がけた。
の10原則をクリアーされておられます。これが子ども達の成長を獲得するための10原則です。
賢明な読者の方の一部は既にお気づきに事も多いかと思いますが、次号からこの法則を少し掘り下げて、説明していきたいと思います。
まずは、読者のご家庭はこれに当てはまるかお考えになって下さい。そして今後の説明を読み進めながら、ご家庭の在り方をご両親で検証してみて頂きたいと思います。お家は何項目当てはまりますか?
7・8・9項目に関しては、私がとやかく言う前にまずは振り返って頂き、ご家庭の在り方をお考え頂ければと思います。子育ては1人の責任で行う事ではないのですから…