NO119.願いを叶える「約束チャーム」

子ども達の支援にとって、約束を守る事がとても大切な要素の一つになります。

〇静かにする。
〇しゃべらない。
〇うろうろしない。
〇後ろを向かない。
色々と約束をしていても、1つ出来るようになっても、1つ忘れてしまうといった事があります。それを克服するツールの一つとして「約束チャーム」という物があります。

今回は、迷子札を転用したもので、就寝時以外は、いつでも、どこでもつけておくことが出来るタイプで、最近では病院の入院患者さんが手首に付けている物の子ども版です。

以前は、フエルト等に、切込みとボタンを付けてもらっていましたがその進化系で、お風呂(特に公衆浴場や、温泉)やプールで絶大な効果をあげた物です。

取り外しも可能ですが、子ども達にとっては、難度もあり、濡れても安心ですので、清潔です。文字が読める子には、図2、3のように一杯決まりを書いて頂ければ、それを触った時、目に入った時に子ども達はハッとして行動を抑制する事が出来るのです。

約束チャームはお守りと同じです。
何か起こった時、「話したい」「見たい」「行きたい」を制御するものです。

私は車に交通安全のお守りを付けていますが、スピードを出したり、急ハンドルを切ると、チリン・チリンと鈴が鳴ります。ハッと気が付いて、アクセルから足を離します。

よく怪我をするお友達が、「身代わり地蔵様の御札」といって首からかけているのを何度も見た事がありますが、危ない事はやめようという抑制が働くものであると考えます。

付けてあげるとき、取り外すとき、呪文を唱える事も出来ます。
「きょろきょろしませんように、おしゃべりしませんように、怪我をしませんように。」

前回お伝えしました、言葉のお話と同じです。

毎日、毎日繰り返すと子ども達に愛の魔法がかかります。

文字がわからない場合は、布で作ったり、「妖怪ウオッチ」ではありませんが、古い時計等での代用もよろしいかと思います。

女の子であれば、ペンダント等も良いと思います。
ビーズの手作りネックレス・ブローチ・ブレスレット足がぶらぶらするなら鈴付アンクレット等もよろしいかと思います。

※ネックレスは、強く引っ張ると切れる程度の物でなければなりません。ご注意下さい。

お母さんがいなくても、「あっ」と気持ちを引き戻す事が出来れば良いのです。

名札の裏に、お母さんや、お父さんの写メを貼るのも良いでしょう。

頭にリボンをつけたり、
シュシュに願いを込めるのもよいと思います。
毎日子どもに魔法をかけて下さい。
呪文のように、「うろうろしない。うろうろしない。うろうろしない。」と魔法を掛けましょう。

寝る前も「友達となかよくなれ。仲良くなれ。」「何でも食べれる。何でも食べれる。」
祈りを声に出せば必ずかなうと思います。

直ぐに結果が出る人とそうでない方もおられますが、
気付きは突然やってきます。

但しそれは、諦めずに毎日、継続的に行った場合だけですが…

言葉の具現化です。
この土日に何か与えて見られては如何でしょうか?