NO131.美味しい野菜を感謝です。

みずみずしい、美味しそうな野菜でしょう?

これは通所されているお友達のご親族がお孫さんの為に無農薬野菜を持参頂いた野菜の一部です。

お米、ピーマン、ニンジン等のお野菜を子ども達の為にと沢山ご寄附頂いております。保護者の負担軽減もあり1食幼児250円小学生300円程で調理致しておりますので本当に助かります。  この場をお借り致しまして心から御礼申し上げます。

 給食マジック!?

採れたてお野菜を調理しているせいか、スタッフの腕前が凄いのか、給食が始まってから想像以上の食欲でみんなモリモリ食べるのです。「食が細い」なんてどの子の話なのか、事前に聞き取りをしていた苦手な食べ物もどんどん食べちゃうのです。

嫌いだったお野菜が、「甘い」のだそうです。「おいしい」と感じて、モリモリ食べてくれます。
気持ち良いほどです。防腐剤も、酸化防止剤等あらゆる添加物を使わず、自然な食材でつくっている成果だと思います。無農薬の物が主流ですので、薄味でもその物の味がおいしいと感じてくれているのです。そして先生達とみんなで一緒に食べる事の効用が大きいと思います。

学校とも、園とも、家庭とも違います。作っている方もみんなが喜ぶようにと、毎朝忙しい中、心を込めて手作りしてくれています。手作りなのです。レトルトや、冷凍ではないので、これまた美味しいのです。美味しいから食欲を増すのです。

実は、水もこだわって ミネラルウオーターを使用しています。塩素のない、ミネラル分豊富な水でお米も炊いています。施設で時間を見計らって炊いているので毎回炊きたてなのです。ホカホカなのです。

食が整うと知らず知らずのうちに子ども達に落ち着きが出るのです。満たされると心も安定するのです。お腹がいっぱいで、お友達がいて、しっかりと先生達に囲まれ、温かい環境で、尚且つ家庭の支援があると、穏やかな気持ちになるのですやさしい気持ちになるのです。イライラが治まるのです。落ち着くのです。安定するのです。

悲しみの5原則というのをご存じでしょうか?
①悲しい
②空腹
③寒い
④寂しい
⑤暗い

成人した分別ある大人でも、悲しい出来事に苛まれ上記の要素がそろった時人は死にたくなるのです。(夏より冬の方が自殺者は多いのです。)何があってもお腹いっぱいだと怖い事は考えなくなります。食はとても大切な事なのです。温かい食事は大切なのです。食は命に直結するのです。

お腹がいっぱいになる事、一杯に出来る事は実に幸せなのです。温かい環境(今は暑すぎますが)明るい環境、見守られている安心感、今コンパスは子ども達の満足の笑顔でいっぱいです。

精神の安定は発達障がいの支援にはとても大切な前提要件です。化学変化はある基点を境に突然好転へ向かいます。変化には環境設定が最も大切です。学校や園の給食と異なるのは、作り手が自信を持って出している事、同じ釜の飯を…とう心理状態へも繋がります。年上は年上らしく振舞います。関係性の樹立が食を通して構築されるからなのです。今のコンパスはチームへと変化する前段階で、進歩を促す好機でもあります。
冷めた食事ではないのです。精神的な結びつき、心の充実が得られる食事なのです。生きる為に食べるという時もあると思いますが、コンパスの子ども達は、人として大きくなるために、少しでも進歩出来るように、一緒に食べているのです。